サン=テグジュペリ『星の王子さま』 2012年12月 (100分 de 名著)
- NHK出版 (2012年11月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784142230211
感想・レビュー・書評
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12/12/15。
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心で見えるもののみ。ほのかに感じる想い、懐かしくもあり、子供心を誘う。傷心にはうってつけ。
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今NHKでみてます毎週の楽しみ。児童書のあえて見えないように見せる素晴らしさよ こういう番組ありがたい
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■書名
書名:サン=テグジュペリ『星の王子さま』 2012年12月 (100分 de 名著)
著者:水本 弘文
■概要
NHK教育テレビで放送している番組のテキスト版。
サン=テグジュペリの"星の王子さま"を4つのテーマに分けて、紹介しています。
1.子供の心を忘れずに
2.悲しい勘違い
3.本当の絆の作り方
4.全ては心で変わる。
■感想
有名な童話?ですね。
少し前に読んだ本だったのですが、この100分で名著シリーズを全部
読んでいるので、これも買ってしまいました。
実際に原作(日本語ですが)も読んでおり、そこで感じた内容と本書
ではあまり大差はありませんでした。
言っている事は分かるけど、具体的に何なの?という視点がありま
せん。
でも、童謡に具体性を求めるのは意味が無いな~とも思いますので、
これはこれでいい気がします。
特に面白い解釈をしているわけではなく、物凄い正論の解釈をこれ
でもか!と実施している解説書ですね。
■気になった点
・自分の真実は、自分の価値観や好みにあります。
・愛が生まれれば、周りの景色まで輝きだします。
・所有するというのは、相手が自分の役に立つだけでなく、自分が
相手の役に立つことだ
・見えない所も見なければいけなかった。
・真の贅沢は、人間関係の贅沢だ。
・友達作りは関係づくりです。
・友達に出会うのではなく、友達候補に出会い、友達として関係を
築いていくのです。
・「私にとっての価値」は、個人的な価値です。
・人生の豊かさは、所有物の豊かさではなく、関係の豊かさとなり
ます。