こころをよむ 健康長寿の“賢食”術 冒険病理学者、世界で健診する (NHKシリーズ NHKこころをよむ)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784149110424

作品紹介・あらすじ

「食べ方」で命をフルに活かす!

高血圧から病を得て亡くなる人は、世界で1日2万7千人。その代表格、脳卒中をなくすために、病理学者は立ち上がった。研究のために、100%脳卒中を起こすラットを世界で初めて開発し、カスピ海ヨーグルトを日本に持ち帰る。WHOの協力の下、世界61地域で健診し、食事法から予防策にたどりつく。

第1回  世界61地域で健診する  
第2回  コーカサスのヨーグルトパワー 
第3回  マサイの健康の秘密  
第4回  チベット族の塩分摂取量 
第5回  大豆食のふる里、貴陽 
第6回  シルクロードでの食生活~遊牧の民、オアシスの民 
第7回  アンデス・長寿村の食材 
第8回  長寿は遺伝か環境か~ブラジルで日系人を健診する  
第9回  ハワイの伝統の調理法
第10回 和食は、美しい(令)バランス(和)食
第11回 「一日一膳」の勧め 
第12回 2つの長寿食~和食と地中海食
第13回 健康長寿への3つの鍵

感想・レビュー・書評

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  • 世界61地域で行った健康診断とその地域の食文化、そしてその後の変化から、健康長寿の鍵を探した一冊。高血圧と食事、西洋化した食事の功罪を実例とともに記してある。自分の日々の食生活の見直しにもなった。

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著者プロフィール

武庫川女子大学教授、医学博士。
1937年、京都市生まれ。京都大学大学院医学研究科修了。医学博士。京都大学名誉教授、武庫川女子大学教授、兵庫県健康財団会長、NPO 法人世界健康フロンティア研究会理事長。世界で初めて脳卒中ラットの開発に成功し、脳卒中が栄養で予防できることを実証。さらにWHO の協力で世界の61地域を30年かけて調査し、和食に多い大豆や魚介類を摂取する地域では、生活習慣病のリスクが少ないことを証明した。ベルツ賞(1993)、紫綬褒章(1998)、杉田玄白賞(2004)、瑞宝中綬章(2012)などを受章。 『大豆は世界を救う』(法研)、『世界一長寿な都市はどこにある?』(岩波書店)ほか、著書多数。

「2021年 『こころをよむ 健康長寿の“賢食”術 冒険病理学者、世界で健診する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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