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- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150001179
感想・レビュー・書評
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アルバート・キャムピオンシリーズです。
アリンガムの作品は文学的とか格調が高いといった表現がされますが、正直、初めは読みづらかったです。
ですが、慣れると彼女の文体が心地良く感じられます。
有名な画家だったジョン・ラフカディオは自分の死後に密かに遺した12枚の絵を1年に1枚ずつ発表しなければならないという奇妙な遺言を残します。
ラフカディオの未亡人ベルの友人で私立探偵のキャムピオン氏も招かれていた8枚目の絵の展示会で事件が起こります。
ベルの孫娘リンダの婚約者だった画家の男が何者かに殺されます。
本書は謎解きを期待して読むのではなく、彼女の作品の魅力である文体で展開する物語を純粋に楽しむ作品だと思います。
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