死せる魂 (ハヤカワ・ミステリ 1693 リーバス警部シリーズ)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (513ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150016937

感想・レビュー・書評

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  • 極悪な殺人鬼がアメリカからエジンバラへ帰ってきた。
    リーバスの同級生の息子が失踪した。
    小児性愛者が服役後に、子供達の公園のそばへ越してきた。その直前に彼を捜査した刑事が自殺した。
    小児性愛者の多くが、子供の時に被害者だったという。

    小説の内容とは別だけども、
    日本では、異様に胸の大きい少女の半裸のイラストなんが街中でおおっぴらに宣伝されていて、本当に不快。ゲームだろうがアニメだろうが、それを当たり前にしてはいけないと思わないんでしょうか。
    そういうものは、(犯罪でなければ)個人で楽しめばいい。駅や公共の場で見せるものではないと私は思う。

  • スコットランド、エジンバラなどを舞台とした作品です。

  • 704.初.元ビニカバ、帯付。
    2010.12.20.鈴鹿BF

    .

  • イアン ランキンのリーバス警部シリーズは、いくつもの展開が重なっていつも楽しめる。これは彼の青春時代の陰が自伝的に描かれ、リーバスの人間性の裏の部分が明かされる作品。

  • スコットランド代表?イアン・ランキンのリーバス警部シリーズ第12作。翻訳では6作目に当たる。公園の崖から墜落死した同僚刑事、息子が失踪した学生時代の友人、刑期を終えた小児性犯罪者。多くの事件を抱えるリーバス警部の前に、アメリカで連続殺人を犯し、刑期を終えた男オークスが現れる。故郷のエジンバラで彼はまた事件を起こすに違いない。監視を続ける警察をあざ笑うかのように徘徊するオークス。やがて・・・。久しぶりにリーバス警部シリーズを読みました。「血の流れるままに」の文庫以来です。一つ一つの事件が有機的に結びついていくところがたまらない。でも、アメリカのテンポの速い刑事小説に比べると、やっぱり長いですね。そこが良さなのかもしれませんが。本当は一作前の「首吊りの庭」から読んだ方がよかったのですが、品切れ。残念です。追記・本の間に入っていた新刊案内が10年前の9月のものでした。マイクル・クライトン来日とか、ロバート・B・パーカーのサニー・ランドル・シリーズの一作目「家族の名誉」、ペレケーノスの「生への帰還」、ジェフリー・ディーヴァーの「監禁」の文庫化など、懐かしい記事ばかりでした。

  •  あらすじ:崖から墜落死した同僚刑事、息子が失踪した学生時代の恋人、そしてアメリカで連続殺人を犯し、15年の刑期を終えた男オークスが故郷エジンバラに戻って来た。警察は厳戒態勢を敷くが、オークスはそれをあざ笑うかのごとく町を徘徊する。リーヴス警部たちは厳戒態勢を取るが、、、。


     イアン・ランキンの“リーバス警部”シリーズ。上記のほかに“小児性犯罪者”も事件に絡みこんでいく、幾重にも重なったストーリー。堪能した♪ ただ、登場人物が多いのが難点かも。

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