- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150017576
作品紹介・あらすじ
「危険が迫っている、一刻も無駄には出来ない」深夜、開業医ピートリーを訪ねたのは、ビルマから密かに帰国したネイランド・スミス。旧友たちは再会を喜ぶ間もなく、夜のロンドンへ飛び出す。だがクライトン卿を救うのには間に合わなかった。密室の書斎で卿は悶死した。死の寸前の言葉「赤い手!」の真意は?そして謎めいた"ザイヤット・キス"の正体は?続発する怪事件、神秘的美女の暗躍、危機また危機。東洋から襲来した天才犯罪者との対決が始まる!銀幕を飾り、悪魔の代名詞ともなった、伝説の怪人フー・マンチュー、ここに登場。
感想・レビュー・書評
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世界を支配下に置こうと狙う東洋の怪人フー・マンチュー。
語り手のピートリー医師は、ビルマから突然帰国した友人スミスに誘われて怪人との戦いに身を投じる。
物語は連作短編のようで、フー・マンチューの犯罪をスミスたちが防いだり防がなかったりしてスピーディーに続いてゆく。怪しい動物、変な毒が炸裂!ピートリーの前に何度も現れる謎の美女ももちろんいるし、B級スリラー全開である。
1913年の作品であることを考えれば、ベストセラーになって何度も映画化されたのもわかるが、今読むとさすがに厳しいかも… -
中国人なら、
アイヤー、失敗したアルヨ
とか言ってくれよ。
チュウゴクジン、馬鹿にするとヒドイアルヨ、ポコペン。
とかね。 -
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