80年代SF傑作選 下 (ハヤカワ文庫 SF オ 2-2)

制作 : 小川 隆  山岸 真 
  • 早川書房
3.40
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本棚登録 : 82
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150109899

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  • 鏖戦は傑作だった。
    異星人と人類の生存戦争を難解な造語で彩るハードコアSF。その中で形而上的な思索からある種の「文明の破滅」を描いたのは舌を巻く

  • 《目次》
    ・「胎動」、マイクル・ビショップ
    ・「祈り」、ジョアンナ・ラス
    ・「間諜」、ブルース・スターリング
    ・「確率パイプライン」、ルーディ・ラッカー&マーク・レイドロー
    ・「ペーパー・ドラゴン」、ジェイムズ・P・ブレイロック
    ・「血をわけた子供」、オクテイヴィア・バトラー
    ・「ぼくがハリーズ・バーガー・ショップをやめたいきさつ」、ローレンス・ワット=エヴァンズ
    ・「鏖戦」、グレッグ・ベア
    ・「帝国の夢――地上管制室よりトム少佐へ――」、イアン・マクドナルド
    〔エッセイ〕
    ・「私的80年代SF論」、オースン・スコット・カード

  • おもしろかったのは、「胎動」、「血をわけた子供」、「ぼくがハリーズ・バーガー・ショップをやめたいきさつ」、「鏖戦」の4作。忘れないように書いておくと、「鏖戦」は、「おうせん」と読む。「血をわけた子供」は、上巻に収録されていたコニー・ウィリスの「わが愛しき娘たちよ」と同様、気持ち悪さが印象に残る。「鏖戦」は、よく分からないところもあったが、とにかくスケールの大きさに圧倒された。「確率パイプライン」と「ペーパー・ドラゴン」の2作は、読んでもさっぱり分からなかった。
    収録作品:「胎動」(マイクル・ビショップ、小尾芙佐訳)、「祈り」(ジョアンナ・ラス、冬川亘訳)、「間諜」(ブルース・スターリング、小川隆訳)、「確率パイプライン」(ルーディ・ラッカー&マーク・レイドロー、小川隆訳)、「ペーパー・ドラゴン」(ジェイムズ・P・プレイロック、中原尚哉訳)、「血をわけた子供」(オクテイヴィア・バトラー、小野田和子訳)、「ぼくがハリーズ・バーガー・ショップをやめたいきさつ」(ローレンス・ワット-エヴァンズ、中原尚哉訳)、「鏖戦」(グレッグ・ベア、酒井昭伸訳)、「帝国の夢―地上管制室よりトム少佐へ―」(イアン・マクドナルド、浅井修訳)、「〔エッセイ〕私的80年代SF論」(オースン・スコット・カード、山岸真訳)

  • 相変わらず読みにくいが、90年代が読みたくなった
    表紙   4点依光 隆
    展開   6点1968年著作
    文章   4点
    内容 605点
    合計 619点

  • 2015.11.19(木)¥220+税。
    2015.12.10(木)。

  • 105

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