ラスト・ホープ突入コマンド (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-360 宇宙英雄ローダン・シリーズ 360)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150117092

作品紹介・あらすじ

レジナルド・ブルと合流をはたしたロワ・ダントンは、次なる計画を実行にうつした。オヴァロンの惑星に向かって、そこを免疫保持者の最後のかくれ場としようというのだ。惑星からきた使者4名の協力も得て、さっそくポルタ・パトで発見した古レムール船"ファラオ"のスタート準備がはじまった。一方、ブルは"ファラオ"がぶじ地球を脱出できるよう、ネーサンを撹乱する援護作戦をたてると、みずからルナに出撃した…。

感想・レビュー・書評

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  • 前半『逃走ポイント、オヴァロンの惑星』
    宇宙に残された女だけの星、素敵な夢のような星かと思ったら意外に女たちはたくましく生きていたので男たちは大変な目に……というまるで女学校に憧れる男子生徒のようなことに(笑)。時代は変わっても女は強いのだよ。

    後半『ラスト・ホープ突入コマンド』
    特筆すべきは不思議な生物「走れ走れ」。名前だけ聞くとドリトル先生のシリーズに出てくる「オシツオサレツ」(翻訳の巧みなこと!)のようだがちょっと違ってどちらかというと走る岩塊、いや、走る岩山。
    この生物の説明をする際のアトランの言葉に注目。「つまり、この生物は有名にならなかったわけだな。テラの玩具メーカーが、興味を持たなかったからだろう。銀河系のさまざまな生物がおもちゃになったのに……グッキーやわたしまで!(後略)」つまりはアトランやグッキー、たぶんローダンやブリーのフィギュアがこの世界では売られていて、子どもたちが遊んでいるのだ!GIジョーやリカちゃんのように!なんとうらやましい。

  • ローダンシリーズ360
    女しかいない惑星の必要性がわからない
    表紙   5点依光 隆   嶋田 洋一訳
    展開   5点1975年著作
    文章   5点
    内容 500点
    合計 515点

  • アマゾネスの国とハーレム未来版ってところか、「走れ走れ」とイラチオ・ホンドロの秘密兵器かぁ。あの頃はまだ銀河系内のない分だったのにねぇ。

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