ヴァリオと番人 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-407 宇宙英雄ローダン・シリーズ 407)

  • 早川書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150118211

作品紹介・あらすじ

最古参ミュータントのひとり、エルンスト・エラートがもどってきた。肉体を失って精神だけの存在となり、長く時空をさまよっていたが、ようやく太陽系を探しあてたのだ。しかし、そこに地球はなく、エラートはふたたび宇宙の旅に出る。すると、不思議な吸引力により、ケルシュル・ヴァンネが乗る宇宙船にひきよせられてしまう。そこでヴァンネの肉体にはいったエラートは、七意識が宿った"コンセプト"の存在を知るが。

感想・レビュー・書評

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  • 前半『エラート還る』
     エラート還る、ですよ。エラートさんが帰ってくるんですよ。私の大好きなエルンスト・エラートさん主演ですよ。地球人で、時間と空間を超えて存在するという特異能力を持つ(テレテンポラリアー)ミュータントのエラートさんは時々登場しては私の心をかき乱して行ってしまうのですよ。
     今回もなんかすごく大事な場面に出てきたのにも関わらず、ストーリーはあまり大仰な進展をしないまま「次の登場回をお楽しみに!」とばかりに話が終わってしまった。もういつものことだから慣れましたよ、ええ。次にお会いできるのはいつの日か。その日を楽しみに読み進むのみ。

    後半『ヴァリオと番人』
     ヴァリオこと皇帝アンソン・アーガイリスことヴァリオ=500。変装のごとくマスクをかぶることで様々な人間を演じてきたローダンの仲間も、今ははぐれて一人。ううむ、表紙の可愛い卵型ロボが”彼”なのだが、こんな形だったっけ?(笑)

    「あとがきにかえて」は正岡子規の話。

  • ローダンシリーズ407
    忘れていたエラートが帰ってきたが・・・
    表紙   5点工藤 稜   渡辺 広佐訳
    展開   5点1977年著作
    文章   5点
    内容 500点
    合計 515点

  • 今回の前半はエルンストエラートが久々に出て来た。
    ティフラーに”それ”の伝言を伝えに現在の銀河までたどり着いた。
    その後の活躍は??あれ!
    後半の活躍はバリオ500。こちらはラール人の下に残っていた古代人とのやり取りがあったが今後の展開はどうなるのでしょう・・・

  • エルンストエラート!ポスビとの闘いで虚空に飛ばされて以来?それとも途中にあったんだろうか。エラートの物語、もう少し記述されたら良いのに…

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