防衛戦隊、出陣! : 海軍士官クリス・ロングナイフ (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房
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本棚登録 : 95
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (623ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150118297

作品紹介・あらすじ

大尉に昇進したクリス・ロングナイフは、PF艦109の鑑長として、戦隊の機動訓練にはげんでいた。最新鋭のこの小型軽量艦は機動性の高い艦体に大型戦艦の主砲と同じ18インチ口径パルスレーザー砲を四門搭載していた。だが、この巨大砲を撃てるのは1回のみ。敵艦を撃破するには、編隊を組んで一撃必殺の戦法を取るしかないのだ。そんなおり、ウォードヘブン星で政変が勃発、父は首相の座を追われ、クリスも逮捕されるが!?熱血戦争SF。

感想・レビュー・書評

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  • 金持ち女性士官のミリタリー物 面白くなってきた
    表紙   6点エナミカツミ   中原 尚哉訳
    展開   6点2005年著作
    文章   5点
    内容 640点
    合計 657点

  • 防衛戦隊、出陣! : 海軍士官クリス・ロングナイフ (ハヤカワ文庫SF)

  • 怒濤の展開。
    前回までややタルい展開だったが、今回はスピーディーでテンポ良い作品だった。

    あとがきを読んで、これが1巻からの流れの一つの終わりと知り、なるほどと思った。

    次のやつ読むの楽しみ

  • 三部作の予定だそうですが・・・。

  • 3作目にしてようやくミリタリSFぽっくなってくると同時に政治の話もそれなりに出てきた感じ。期待値としてはもっともっとミリタリっぽいのを期待したが、これはこれで面白かった。主人公としてのクリスの悩みは中途半端ではあるが、歴史はこう作られ、こう語り継がれるということであろう。米国ではまだ続編があるようなので、まだ回収されていない伏線があるようだが、日本ではもう出ないんだろうなぁ。

  • いやまぁ、それなりに”感動的”なお話ではあるんですけどね…。
    なぁんか911の”ヒーローたち”を持ち上げるのと同じで鼻白むんですよねぇ。胡散臭いだような。
    自己犠牲は尊いけど、それを他人が持ち上げて褒め称えるようなモノではない気がするのは天の邪鬼な性格ゆえかな(笑)。
    ということで、ちょっとひっかかりながらも楽しめました。続刊はないのかなぁ。

  • 久しぶりにものすごくおもしろい小説に出会いました。
    「海軍士官クリス・ロングナイフ」シリーズ3部作の最終刊ですが、さすが最終刊だけあり、ラストの盛り上がりはすごかったです。
    とはいえ、この巻の前段は、政治的陰謀の話が中心で、結構もったりしたムードだったのですが、中盤での危機発生からは息をつかせぬ展開。後半に入ってからは、ページをめくる手がとまりませんでした。
    SFでありながら、細部の描写が非常にうまくてリアリスティックであり、人間ドラマも読ませます。堪能できたシリーズでした。
    これはやはり人気シリーズのようで、英語版Wikipediaによると、シリーズはすでに9冊刊行されており、あと2冊も予告タイトルが発表されている様子。
    シリーズ3部作では、敵の親玉もまだ名前だけで姿は一度も見せていないので、今後の続編も楽しみです。

  • 段々面白くなってきた

  • 前巻でパトロール艇の艦長に昇進したクリスが事件やら陰謀やら政治に巻き込まれながら故郷を守る。
    故郷では、信任投票によって与党が負け、万年野党がついに政権を握った。それに伴って起きたグダグダはまるでどこかの国を見てきたかのようだが、本書が2005年に刊行されているのを考えると、SF作家には自明の理だったようだ。戦争になるとこうなるんだな。
    しかし、日本にプリンセス・ロングナイフはいるのか・・・・・

    プリンセスは増えるは、メイドはさらに無敵だわ、スーツケースは走るわ、面白い。

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