- Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150205720
作品紹介・あらすじ
友人と人狼団の危機! ソフロニアたちはパーティを抜け出し、吸血鬼の列車に忍び込む
感想・レビュー・書評
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ソフロニア嬢、仮面舞踏会を密偵する (英国空中学園譚)
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ちょっと長くてダレた。
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相変わらず、安心して読めるエンタメ小説。
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ほぼ習慣的に読んでしまいますが、時間の無駄です。
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ぼっちゃんはお父様には逆らえなかったかぁー
残念ね
しかしソフロニアの頭の切れ味がどんどん鋭くなりますね
ロボットのための軌道は面白い
つんのめりそうなお屋敷だなあ
次で終わりなのは残念ー
ソープが生まれ変わったところも見たいなー -
無邪気な(?)少女時代も徐々に終わりに近づきつつあることを強く印象づけた展開だった。
パラソル奇譚へ続く要素もちらほら散見され、ファンとしてはうれしいような、物悲しいような複雑な気分。
みんな入学したての頃とは、別人のような成長を見せ、立派なスパイ誕生もあと一息というところか。 -
裏で動いてる事件が…というかキャラが気になる…っ
シド、若干矛盾が発生している?それとも思い出改竄かな。
ビエーヴの話でなんか変だなと思うのが変装の髭。子供で髭っておかしくないのか??と今さら気になる…
次で最終巻とは。だんだんワールド回りが寂しくなってるし、最後盛り上がるといいなぁ~。
それにつけてもプルーデンスのシリーズ楽しみっ! -
この何十年かあとにあんなことやそんなことがあるのかと思うと切ない。しかし最後の展開、またか! と。
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花嫁学校といえば、なんとなく、見下す風潮があると思う。「(上流の)お気楽な」「ガリガリ勉強しなくてもいい」とかそんなイメージ。お嬢さんばっかりで和気藹々、お料理とかお裁縫して、お作法習って、卒業と同時に婚約。みたいな。
ところがこの花嫁学校だけは大違いで、なんと実はスパイ学校(しかも校長はそれを知らない)という素敵なギャップが用意されている。もうこの設定からして、面白くないわけがない。この作者はほんとに天才だと思う。
そんな学校があるのは、吸血鬼と人狼という二大異界族が勢力を持っている並行世界で、さらにもうひとつ、ピクルマンという反異界族で機械スキーな、つまりマッドサイエンティスト的な一派が勢力を張っている。スチームパンクの世界でもある。一作で二度美味しい!
今回は蒸気機関といえばこれ、列車をソフロニアたちが乗っ取って、大騒動が起こるんだけど、きっかけとなる事件はパラソル奇譚のキー要素でもあった、キングエア団の陰謀ということになっている。なので、実はパラソル奇譚から読んでいる読者には三度おいしいというもうね、こたえられない構成です。
ソフロニア自身、そろそろフェリックスとソープの間で心を決めなくては、でも決められない悩ましい状態で物語が進む。
事件もさることながら、この三角関係や、仲間それぞれの行く道が見えてくるなど、わくわく要素がたくさんある。
欲を言えば、学校そのものはあまり今回出てこないのがちょっと残念。やはり、お嬢さん学校らしい課目のなかでそれをスパイ活動に使うやり方を習うというのが見ていて面白いので、それがもうちょっと欲しかった。 -
いつの間にかソフロニアが優秀な素質持っていて。
アレクシア女史において重要なあの事件が後ろの方で起こりつつ。
シドヒークの変装は見てみたいなー。こちらも漫画化、してもいいのに。
最後の怒涛に、ひゃー、どうなるのか、と最終巻が楽しみです。