プルーデンス女史、印度茶会事件を解決する (続・英国パラソル奇譚)
- 早川書房 (2015年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150205829
作品紹介・あらすじ
プルーデンスは吸血鬼のアケルダマ卿に頼まれ、紅茶調査のためインドへ向かう。なのに、シェイプシフター絡みの事件にまきこまれ!?
感想・レビュー・書評
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原書名:PRUDENCE
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たわいもないスチームパンクロマンス。なんだけど、シリーズ全部読んじゃってる私。ちょろいな。
古き良き英国にスチームパンク、程よく科学が発達して飛行艇や気球が飛び交うロンドン、異界族と呼ばれる吸血鬼や人狼と人間が共存する世界。
人狼の貴族の娘で大物吸血鬼の養女、その上特殊な能力を持つ主人公と、ファッションセンスのある親友、科学オタクの美青年と主人公と戯れる伊達男。ワンパターンにもほどがありますが、なんか読んじゃう。漫画みたいでサラッと読める冒険譚です。
とりあえず礼儀と紅茶があれば丸く収まるお花畑(笑)楽しいシリーズです。 -
あの子がもう二十歳⁈
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安定のおもしろさ。(ちょっと飽きがこないでもないけど)
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アレクシア女史シリーズの続編。
赤ちゃんだった娘・プルーデンスが主役の新シリーズ。
前シリーズの雰囲気はそのままに、キャラも変わらずの未来話は、その後に彼らのこともわかるのがありがたい。
変わらず楽しく読めるのは嬉しいけれど、新シリーズの評価は次まで持ち越し、かな。
前シリーズは初めてということもあってインパクトが強烈だったけれど、そういう意味では続編は不利だし、プルーデンスにそこまでの個性が見られないというのもあり。
軽くて何度も読み返せるのは良いところなので、ともかく次に期待する。 -
懐かしいキャラクターがたくさん!
忘れちゃったから読み返さないとなあ
プルーデンスもいいキャラしている
アレクシアはお母さんらしくなってて笑っちゃう -
アレクシア、ソフロニアと読んできて、その二つを合わせた感じのヒロインに少々飽きが出てきました。
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プルーデンスさんはお母さんよりめちゃくちゃやらかしてますね。
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安定の面白さ、英国パラソル奇譚第3弾は第1弾の主人公アレクシアの娘、プルーデンス。
手に触れた異界族の「異界族としての能力」を盗み取る事ができるプルーデンスだが、この面白い特徴をフルに利用しつつ、
年頃の娘が、自分より美人でオシャレだと信じる親友(アイヴィの娘)と、
第三者から見ればプルーデンスにお熱なのが明白な、マダム・ルフォーの息子を交え、
初の冒険としてテントウムシ型飛行船でインドへ旅立つという仕立て。
異色の吸血鬼ものであるうえ、母親を上回る恋に悩むお年頃の乙女ぶりに、最初から最後まで楽しめる。