- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150302306
作品紹介・あらすじ
中原の華と謳われたパロと新興モンゴールの戦いの渦中に突如あらわれた豹頭人身の超戦士グイン。ひとたびはパロの遺児リンダとレムスを助けた彼は、いまは北の大国ケイロニアの千竜長として辺境の戦場に-。一方、ノスフェラスの秘密を解明せんとした草原の風雲児スカールは、病を得てパロに身を寄せるが…。数多の人々の運命を描く未曾有の大河ロマン第25巻!
感想・レビュー・書評
-
スカール―ーーー。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あとこの本の凄い所は、巻によって視点が違うので、ケイロニアが武骨で野暮ったく見えたり、パロが陰険で閉塞的に見えたり、最初は嫌な感じだったモンゴールが素朴で暮らしやすそうに見えたりします。各国色々な特色があって、それぞれいい所悪い所が書かれているんです。だから頭の中に中原の地図が描かれるんであります。ちなみにこの巻は陰険パロ
-
パロ軍に救出されたスカールはクリスタル宮に招き入れられます。まあ体のいい幽閉ですね。このスカールの登場がパロの人びとに様々な波紋を投げかけていきます。死霊に取りつかれたレムス王、古代機械の謎を知りたいアルド・ナリス、イシュトヴァーンの消息を知ったリンダ姫、スカールに思いを寄せるリギア、謎めいた軍師ヴァレリウス…。すべての鍵はノスフェラスを指し示しています。
そして、その時イシュトヴァーンは…。
いよいよ話はモンゴール再興に向かって突き進んでいきます。 -
1997年7月14日再読
2007年3月13日再読