かれはロボット (ハヤカワ文庫 JA ク 4-5)

著者 :
  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150302948

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  • 「キーヴの墓掘り」・・・「ベター・ハーフ」(「こちらITT所収」)の出てくるレナンとビッパが再び。遺伝子の多様性獲得のために…。
    「夢よもう一度」・・・イメージのフィードバック機器を見つけた探検隊。
    「キャンペーン虫!」・・・広告ものって展開似ている気がする。
    「空白の一日」・・・うるう日の設定をしなかったコンピューターが・・・
    「レッド・アンド・ブルー」・・・時間貸し工場で競う・・・
    「あてようか?」・・・話の筋をあてる編集者。インクリボンとか設定がちょっと通じにくくなってるよね。
    「いたずら電話」・・・ハッカーもの。
    「暗号」・・・無意味なものを解読すると…。「聖書の暗号」とか彷彿させる。
    「魂の問題」・・・ロボットの魂の証明(そんな大層なものじゃない)。
    「かれはロボット」・・・論理展開はアシモフだが、落ちはブラウン的?

    解説:眉村卓

    短めなので読みやすい。

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著者プロフィール

草上 仁(くさかみ・じん)
1959年生まれ。1981年ハヤカワ・SFコンテスト佳作入賞。短篇『割れた甲冑』を「SFマガジン」1982年8月号に発表してデビュー。
1989年に『くらげの日』、1997年に『ダイエットの方程式』で星雲賞日本短編部門受賞。
1997年『東京開化えれきのからくり』でSFマガジン読者賞受賞。
近年も「SFマガジン」に続々と作品を発表している。

「2020年 『キスギショウジ氏の生活と意見』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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