星の船、風の翼―グイン・サーガ外伝(8) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150303167

作品紹介・あらすじ

後にはクリスタル公としてパロ宮廷にその人ありとうたわれ、パロ・モンゴール戦役のおりには救国の英雄として名を馳せたアルド・ナリス。しかし、彼がクリスタル公となるにいたる経緯は、けして平穏なものではなかった。複雑な宮廷事情のために、幼い頃から両親に養育される幸せをしらず、異母弟のアル・ディーンとともにルナン候の庇護のもと、冷遇に耐える日々。そして、ついにクリスタル公となったナリスを待ちうけていたのは、彼の前半生最大の悲劇だったのだ。若きアルド・ナリス、アル・ディーン兄弟ふたりの波乱に満ちた日々を描く。

感想・レビュー・書評

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  • マリウスがナリスから旅立っていく話です

  • 星の船、風の翼―グイン・サーガ外伝(8) (ハヤカワ文庫JA)

  • ナリスのクリスタル公就任を軸に、十代のナリスとディーン兄弟のかなり屈折した愛情と自我の目覚めと別れ、ナリスに降りかかる謀略が描かれます。
    それにしてもディーンの考え方が幼すぎだよねえ。
    自由を獲得したディーンに対して、ナリスの憤りの根は深そうです。
    将来のディーンの身の振り方に大きな影響を与える外伝です。

  • ナリス、チート級の活躍。この人の、完璧主義というかプライド高いとこが好き。ディーンの旅立ちに関しては、ディーンの勇気、ナリスの挫折、二人のことをほんとにわかってるリギアと、3人の見るべきところがバランス良く描かれていてよかった。

  • ナリス18歳、ディーン17歳、ういういしいばかりの二人です。本編とは違う楽しみかたが出来て、外伝っていいですね。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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