市長、お電話です (ハヤカワ文庫 JA ク 4-11)

著者 : 草上仁

• 早川書房 (1991年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[sukatoさんの感想 · 2021年1月3日]

「国境を越えて」・・・旅に出るために輸出禁止の知識を消されて・・・
「ポルノグラフィック」・・・裸子植物から進化したゴブド聖人の大使が、ポルノ持ち込みお講義に来て…。
「転送室の殺人」・・・題名の通りのミステリ。変形密室殺人もの。
「豆電球」・・・せか豆は愛で光る。
「市長、お電話です」・・・構成感宇宙船で忘れられた通信装置「電話」を見つけた少年たち。兎を救うために…。

[雷電えれきさんの感想 · 2005年12月4日]

　収録作品のうちでは、「豆電球」がよかった。

著者プロフィール

草上 仁（くさかみ・じん）
1959年生まれ。1981年ハヤカワ・SFコンテスト佳作入賞。短篇『割れた甲冑』を「SFマガジン」1982年8月号に発表してデビュー。
1989年に『くらげの日』、1997年に『ダイエットの方程式』で星雲賞日本短編部門受賞。
1997年『東京開化えれきのからくり』でSFマガジン読者賞受賞。
近年も「SFマガジン」に続々と作品を発表している。

「2020年 『キスギショウジ氏の生活と意見』 で使われていた紹介文から引用しています。」