- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150303631
作品紹介・あらすじ
退屈な宮廷儀式の日々にほとほと嫌気がさしていたイシュトヴァーンは、ついにモンゴールを離れようと決意した。ところが、まさに彼が脱出せんとするそのとき、沿海州代表団として、16歳のとき別れたカメロン船長がモンゴール宮廷に現れたのだ。自信を失いかけ、カメロンに救いを求めるイシュトヴァーン。その姿を軍師アリの邪悪な視線が追う-イシュトヴァーンをめぐる人間関係は、一気に緊張の度を高めるのだった。
感想・レビュー・書評
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イシュト&アリ&カメロン。
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基本的に人が辛いのとか苦手なので、グインとかカメロンとか安定感のある人が出てくるとホッとします。かなり陰険な話になって来ました。ちなみにフローリーみたいなタイプ好きです。
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この巻は暗い。なおかつ活字が多い。
イシュトバーン、アリストートス、アムネリアのそれぞれの狂気が描かれるけど、その中でもアリの狂気が凄まじい。そこにカメロンが登場し、これからの三者の関係にどんな影響を及ぼすのだろう?
再会
夜の中で
カドリールのように
剣の誓い
著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、小説家) -
剣の誓い―グイン・サーガ(36) (ハヤカワ文庫JA)
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1997年8月14日購入
1997年8月16日初読
2007年3月24日再読