- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150306489
作品紹介・あらすじ
伝説の大導師アグリッパはどこに?探索をつづけるヴァレリウスは、ルードの森で"ドールに追われる男"の異名を持つイェライシャ老師から、アグリッパはノスフェラスにいるとの情報を得る。一方、病床のナリスを訪れた彼の生母ラーナ大公妃は、ナリスの一連の行動を鋭い舌鋒でなじるのであった。そしてついに、イェライシャとともにノスフェラスの奥地に飛んだヴァレリウスだが、そこで、生ける神秘を目撃することに。
感想・レビュー・書評
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ヴァレリウス。
イェライシャ。
遂にアグリッパ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アグリッパがまさかの巨大さで話が通じない事態に。ほぼ宇宙怪獣じゃんねと思いました。
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アグリッパに会うことが出来たヴァレリウス。
確かに、アグリッパのようになると、世の中のことに関わらないというか、関われないよね……。 -
大導師アグリッパ―グイン・サーガ(75) (ハヤカワ文庫JA)
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アグリッパの言う事が分かったような分かんないような…。いずれにしてもグインワールドの解説としてきっと正しいんだろうな。世界観が分かっても即戦力にはならないもどかしさ。早く帰ってあげないとナリス様が危ういぞー。読むほうも焦る焦る。ヨナ!持ちこたえてくれ~。
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ヴァレリウスがルードの森で、ドールに追われる男イェライシャにあい、ともに伝説の大導師アグリッパに会う。
宇宙を世界を観想していると、時を忘れるのか既に3000年を生きたという男はほとんど魂だけの存在となり、その肉体は想念の中で一つの宇宙を形成するに至っていた。そしてもはや地上のいかなる出来事もあってしかるべき、ただ観想しその成り行きを見守り、それがいかなる意味を持つのかということを考えることが、彼の興味を支配していた。
そんな中でヴァレリウスが得たものとはなんだったのか。以降の物語にどのように影響を与えるのだろうか?
そしてナリスは、ジェニュアを出て国王軍との再びの対決へと赴く。
ナリスの運命は。ヴァレリウスは間に合うのか?
当初予告の100巻の3/4まで来たが、まだまだ終息に向かう展開とはなっていないようだ。 -
4/19読了。
あらすじ:ヴァレリウスが<ドールに追われる男>イェライシャとアグリッパに会い、大導師がイシュトに関して何も関係せずにいることを知る。そしてナリスがジェニュアを脱出する。 -
栗本薫のグイン・サーガシリーズ75作目。ノスフェラスの例の宇宙船のところに来たヴァレリウスはイェライシャとともに大導師アグリッパに会う。アグリッパは宇宙船の謎を開設する。<BR>
さすがに2000年だか4000年だか生きているアグリッパだけに、物事をよく知っている。彼の前ではヴァレリウスもひよっこになってしまう。一方ナリスの参謀ヨナは、自らがミロク教徒で、殺生はしないので、そのために魔道士を従えるというしたたか者。かれが、将来のパロをしょってたつようだ。
2006.4.25読了