ルアーの角笛―グイン・サーガ(79) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
3.15
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本棚登録 : 236
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150306656

作品紹介・あらすじ

アルド・ナリスは復活した!正統なるパロ聖王アルド・ナリス一世を宣言し、新政府の樹立を発表したのである。さらに、レムスを王位簒奪者として弾劾し、中原諸国に共闘を呼びかけた。これに対しレムス政府は、ナリスを国賊として討伐する布告を発し、また新政府を容認する者は逮捕・処刑とのきびしい姿勢をあきらかにした。このかつてない動乱の予兆に、各国もあわただしい対応を迫られ、歴史は大きく動こうとしていた。

感想・レビュー・書評

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  • グインもイシュトもマリウスも、パロへ。

  • グイン出兵。パロの2つの政府激突。結構さくさく進んでいるように見えますねこう見ると。

  • ルアーの角笛―グイン・サーガ(79) (ハヤカワ文庫JA)

  • かーっ!!マリウスってば新婚当初からそんなフラついた行動を取っていたのかー!アホったれ~。オクタヴィアの告白を聞いて開いた口が塞がらなかったよ~。最低。そしてガッカリな人がもう一人、シルヴィア…、こいつはもう、ダメダメ。

  • 今年最後の1冊はやっぱりグインサーガだった。
    復活したナリス。
    そして場面はケイロニアに。
    すでにナリスの訃報を聞いて出奔していたマリウスに残されたオクタヴィアと娘のマリニア、そしてともに暮らす獅子心皇帝アキレウス。そしてアキレウスから王位を譲り受けたグインが、中原の危機を感じ陣を立てる。出立の前夜に駄々をこねるシルビア王妃。
    それでもグインは旅立ってゆく。
    そしてイシュトバーンも相前後してゴーラを発つ。
    いよいよ主人公たちが一箇所に集まりつつある。

    ところでISBNの番号はどのようにしてつけられるのだろうか?

  • 久々に読み始めました。いまや、何巻まででているのか、グイン・サーガですが、ゆっくり読んでいます。中原の情勢は刻一刻と変わり、御大グイン、キーパーソンであるイシュトヴァーンが、パロの内乱、ナリスの政権と、レムスの政権に介入してくる感じ。目の離せない展開。でも、私は、リンダの状況が知りたい。キタイの竜王はどうしているのか、はたまた、いろんな場面でちょっかい出してくる闇の司祭グラチウスは?出奔したマリウスは?もう、大変なのです。この後も楽しみです。

  • 栗本薫のグイン・サーガシリーズ79作目。グインがパロに向けて兵をだすことにした。シルビアは相変わらず不貞腐れている。一方、先に塀を出したイシュトバーンは、5000人の兵に待ち伏せされていた。驚くことに、待ち伏せしていたのは元クムの公子、タルーだった。<BR>
    とうとう、全員が集まる方向に物語が進んでいます。マリウスは先に出発して、イシュトバーン、グインもナリスのところに向かっています。大詰め近しというところでしょうか。なんせ、予定では残り20巻ですからね。2006.6.26読了

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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