雲雀とイリス (ハヤカワ文庫 JA ク 1-146 グイン・サーガ 146)
- 早川書房 (2019年10月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150313975
作品紹介・あらすじ
クリスタル・パレスに出現した者の名は? かつて激動の中で命を落とした伝説の麗人、神聖パロ王国初代聖王──アルド・ナリス!
感想・レビュー・書評
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着々と話を進めてくれているのは嬉しい限り。
マリウスのイライラさせられる感じとか、まさに栗本節に瓜ふたる。ただ、同じような記述が数ページごとに繰り返し出てくるなど、良くない癖まで似てきたような。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
次回以降も期待。
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あっちもこっちもって感じですが、うまいことリンクしてて、みんな総出演!
いないはずのあの人まで帰ってきて、言うにゃ俺は知の探求者とな、
世界の緊張感をひしひしと感じつつも、相変わらずのマリウスさんでホッとしました。
この先の展開、物凄く気になります! -
グイン・サーガ146巻。
ついに出会ったグインとナリス。でも、グインはかつてのグインでないのだなぁ。重ね重ね彼の記憶が失われていることが悔しい。
いや、その割にはいろんなこと知っているのだけど。
復讐と狂気に揺れる沿海州。ここでも、古代機械の誘惑に抗えないのか。黒幕は誰なのか。
アストリアスが救われる日。ここで退場するかと思っていたけど、そうではありませんでした。ドリアン救出して退場では、彼の人生は自己満足で占められてしまうからか?ここからが、本当の意味でのアストリアスの人生の始まりになるのでしょう。
ケイロニアに帰還してしまったマリウス。してしまった、と思ってしまうのが彼の彼たる所以です。
146巻タイトル見たときは、マリウスとナリスが出会うのかと思っていました。雲雀=マリウス、イリス=ナリス、なので。
そうでしたね、オクタヴィアもイリスでしたね。すっかり忘れてました。それも仕方ないでしょう、だって20巻前後の話ですものね、復讐にかられ道具となっていた頃は。懐かしい。 -
色々なことが進んでいく巻
雲雀とイリスがしみじみ話をしているシーンもいいし、
ドリアンを守ろうと孤軍奮闘するアストリアスもいい!
スーティの愛らしいさは無敵だし、
グインの安定感も抜群!
早く続きが読みたーい! -
「雲雀」とは「ヒバリ」です。「ヒバリとイリス」、つまり「マリウスとオクタヴィア」と言うことですね。でもこの二人の絡みは最後にちょっと出てきただけで、「これだけかぃ」ってな感じ。(^_^;)
初めの方で、ナリスが出てきます。これなんだか、、、ホントに本人が蘇ったのか、何か別のものが成り代わっているのか、ちょっと判然としません。演出であえてそういう雰囲気にしているのかもしれませんが、真実はなんなんでしょうね。
五代グインはもう何冊目になるんでしょうか。ちょと遊びが少ないきらいがありますが、でも十分板に付いてきて、面白いです。次もよろしく! -
ナリス復活⁉死者がよみがえった?
「7人の魔導師」以来、天文的特異点を過ぎても、世界の秘密を得ようと、一旦はヤンダル・ゾックとグインの対決に収斂したかに見えたが、ここにきて、ナリスも参戦。グラチウスもしぶとく生き残っている。
パロ・クリスタルが渦の中心となり、大きな展開になりそう。
早く次を読みたい。 -
ナリス、復活! しかもヤンダルの力で! しかしスーティは強い! グラティウス、ウーラ、瑠璃を引き連れドリアンを助ける! まあ、今後の展開が面白くなってきたが、また春までお待ちと言うことに。