勅任艦長への航海 上 (ハヤカワ文庫 NV オ 4-3 英国海軍の雄ジャック・オーブリー)
- 早川書房 (2003年4月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150410360
感想・レビュー・書評
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熊に吹き出し、借金取りからすんでの所で逃げ出す様子に笑い。
「海洋冒険小説」ではないことがはっきりと分かりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
英国海軍の雄ジャック・ォーブリー・シリーズの第二段が発売されています。作者のパトリック・オブライアンは1970年にこのシリーズ第1作を発表し2000年に没するまで20巻を書き上げている。この我が国での翻訳本は、既に「新鋭艦長、戦乱の海へ/上・下」が発刊されており、今回の「勅任艦長への航海/上・下」が第2段となる。作品の舞台は1802年。英国は下時の平和な日々を迎えるが、ヨーロッパ征服をもくろむナポレオンの野望を阻止するため再び宣
戦を布告する。それ以上は読んでのお楽しみ・・・。としましょう。
(オーブリー艦長は下巻の最後に素晴らしいフツゲート艦を指揮するのです) -
この著者の文体にもなれ、面白くなってきました。特に2巻目前半であるこの巻ではジャックの受難が続きます。拿捕賞金が入るかと思っていたらとんでもない事に。さらにはフランスにいる間に英仏が再び戦闘状態に。フランスから逃げるときは「そんなのあり?」というワザを使ったりして。
ところでこの巻で登場するウィリアムズ夫人。誰かに似ていると思ったら、『高慢と偏見』のベネット夫人にそっくり。いやそれ以上に現金です。
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