ステップフォードの妻たち (ハヤカワ文庫 NV レ 1-4)

著者 : アイラ・レヴィン 平尾圭吾

• 早川書房 (2003年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

郊外の高級住宅地ステップフォードは美しく平和な町だった。だが主婦たちはみな家事にしか興味のないおとなしい女性ばかり。越してきたばかりのジョアンナは、そんな主婦にはなりたくなくて、最近越してきた活動的な主婦たちと友だちになった。しかしその友だちも、一人また一人と別人のように家事に励み始める。彼女たちにいったい何が?次は自分の番だと気づいたジョアンナは…ニコール・キッドマン主演映画の原作。

感想・レビュー・書評

[日曜日さんの感想 · 2014年8月24日]

ふーむ…

「死の接吻」は最大級に面白いミステリだった。
「ローズマリーの赤ちゃん」も薄気味悪くて楽しめた。

ただ、この今回の本は、確かにひきつけられて、
どうなるんだ？どうなるんだ？と読み進むんだけど、
結局どうなの？って言う感じで、
なんだか無責任な感じのラスト、であった。

この原作をもとに映画は何本か作られているようで、
それぞれ好評のようなのでそちらを鑑賞してみます。

[琉花さんの感想 · 2010年7月11日]

映画は古いのも新しいのも良かった。
それぞれの良さがある。
小説は、淡々とじわじわと謎が解明されて、ヒロインがゆるやかに追い詰められる感じが怖い。
ラスト、幸せそうに身だしなみを整えて買い物するヒロイン。
どうしようもない結末がじわーっと余韻を残す。

[もみみさんの感想 · 2010年2月10日]

１９７０年