黒体と量子猫 1 (ハヤカワ文庫 NF 323 〈数理を愉しむ〉シリーズ)
- 早川書房 (2007年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150503239
作品紹介・あらすじ
わたしたちの社会の基礎をつくった偉大な発明の陰には、開発者たちの献身と科学への愛、そして過剰なまでの競争心があった。たとえば、ベルはライバルを出し抜いて電話機の発明者の座におさまった(でも、本当の発明者は別にいた!)。エジソンは発電法をめぐってテスラと対立し、相手の方法の危険性を示すために電気椅子を開発している。一癖も二癖もある科学者たちの驚天動地のエピソードで辿る物理の歴史。
感想・レビュー・書評
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面白い、そして全く知らなかった逸話とともに、物理史上の出来事を、その現象、発明品等をもとに説明。こういう内容を図なしで説明することはかなり難しいが、本書はある程度達成している。イメージがつかみにくいところがやはりあるので、図版がもう少し多ければ良い。続巻も読みたい。
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中高生向けの科学の本。人物ごとにエピソード中心に科学史が書かれている。
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『空想自然科学入門』 アイザック・アシモフ
『ソロモンの指輪』 コンラート・ローレンツ
『フィンチの嘴』 ジョナサン・ワイナー
『奇怪動物百科』 ジョン・アシュトン
『パリの獣医さん』 ミシェル・クラン
『キリン伝来考』 ベルトルト・ラウファー
『雪豹』 ピーター・マシーセン
『動物に愛はあるか』 モーリス・バートン
『奇妙な論理』 マーティン・ガードナー
『なぜ人はニセ科学を信じるのか』 マイクル・シャーマー
『パズルランドのアリス』 レイモンド・m・スマリヤン
『物理学者はマルがお好き』 ローレンス・M・クラウス -
シュレディンガーの猫はいつもいない。
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天動説から地動説までにかかる100年のパラダイム・シフトなど