- 早川書房 (2009年7月9日発売)
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感想 : 38件
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784150503529
みんなの感想まとめ
人類が消えた後の世界を描くこの作品は、文明が残した影響とその後の自然の変化を深く考察しています。人間の存在が地球に与えた影響を振り返り、特に産業革命以降の環境への負荷を浮き彫りにします。人間が築いた都...
感想・レビュー・書評
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昔読んだ本で感想書いてなかったシリーズ。
興味本位で手を出したものの、面白く無い本だった。
義務的に読んだんだよなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間が姿を消しても、人間が残したものが他の生き物を苦しめ続けることが、さまざまな例とともに紹介されている。また、人間が築いてきた街が、すぐに自然に飲み込まれてしまうことについても書かれている。地下鉄はすぐに水没し、ダムは土砂が堆積して決壊してしまう。人間が絶え間なく修理しているからこそ維持されているにすぎないようだ。
一方で、核の廃棄物や有害な化学物質、プラスチックといったものは、人間がいなくなった後も他の生き物に害を与え続ける。文明や芸術品はすぐに朽ちて消えてしまうのに、残したくないゴミだけが長く残り続けることを考えると、人間の科学とは一体何なのだろうと思ってしまう。
鳥についての話も衝撃的だった。大量の鳥が送電塔やアンテナ塔に衝突して命を落としていることを知らなかった。鳥は窓ガラスも認識しづらく、ぶつかって死んでしまうことがあるという。仮に人間がいなくなったとしても、こうした構造物が残っている限り、鳥は安全に暮らせないのだと思うと悲しくなる。 -
結局は弱肉強食。環境に適用し、あるいは環境を適用させ、種の保存を行う...これを執拗に行った種が新たなバランスの上で生き残るというだけの話。それより、業の深きを感じさせるのは化学工学や工業化学といった自然とはなじまないプロダクツでしょう。それにしても読むのが非常に疲れる本でした。
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アメリカのジャーナリスト「アラン・ワイズマン」のノンフィクション作品『人類が消えた世界(原題:The World without Us)』を読みました。
「人類消滅後―私たちの家や町は、地球はどうなるのか?」というキャッチコピーに惹きつけられ、壮大な未来予測を知りたくなって買っちゃいました。
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『TIME誌』が選ぶ2007年ベストノンフィクション第1位!
もしある日人類が忽然と消えたら、その後の地球には一体何が起きるのだろう。
地上を覆う人工物、自然、生命がたどる運命は?
私たちが環境に与えてきたダメージはどう癒えるのか?
そしてこの星が消滅した後も宇宙を漂い続ける、人類最後の痕跡とは……?
世界をまたにかけた実地調査と科学資料を駆使して放つ、類まれなる未来予測の書にして究極の環境本。
あなたの世界を見る目を変えるベストセラー・ノンフィクション、待望の文庫化。
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忽然と人類が消え去ったら、地球はどうなるのか?というテーマに、最新の科学的知見等から挑戦したSFっぽさを感じさせる作品… 人による環境破壊について課題提起されていて、考えさせられる部分が多かったですね。
■はじめに サルの公案
■第1部
1.エデンの園の残り香
2.自然に侵略される家
3.人類が消えた街
4.人類誕生直前の世界
5.消えた珍獣たち
6.アフリカのパラドクス
■第2部
7.崩れゆくもの
8.持ちこたえるもの
9.プラスチックは永遠なり
10.世界最大級の石油化学工業地帯
11.二つのイングランドに見る農地
■第3部
12.古代と現代の世界七不思議がたどる運命
13.戦争のない世界
14.摩天楼が消えた空を渡る鳥
15.放射能を帯びた遺産
16.大地に刻まれた歴史
■第4部
17.ホモ・サピエンスは絶滅するのか?
18.時を超える芸術
19.海のゆりかご
■おわりに 私たちの地球、私たちの魂
■訳者あとがき
もし、人類が忽然と姿を消したら、世界各地ではいったい何が起こるのか… 住人を失った家は、その時点から腐りはじめ、100年後には煙突のレンガなどを除く屋根や壁のほとんどは崩れ落ち、高層ビルを擁する大都市もまた、地下への浸水から崩壊、、、
そして、人類なきあとにはどんな動物たちが地上を闊歩するのか… イヌはもはや人間なくしては生きられないが、ネコは小動物を狩りながら自由を満喫し、アフリカで人間の後釜に座るのはヒヒかもしれない。
人間が残したいと思う文化的生産物は、銅像などを除けば、ほとんどが数万年のうちに跡形もなく消え去るが、プラスティック粒子、放射性物質などはその後も地球の環境に大きな影響を及ぼし続けるだろう… また、テレビ番組の電波は宇宙空間を永遠にさまよい続け、どこかの生命体の退屈を紛らせるかもしれない、、、
ニューヨークからパナマ運河、朝鮮半島まで世界中をフィールドに、最新の科学的知見にもとづき、人間の営みを多角的に見つめなおして描き上げる驚愕の未来予測でしたね。
そんな、数々のエピソードの中で印象に残ったのは、海中に漂い、海洋生物の体内に摂取されつつある大量のプラスティック粒子をテーマにした『9.プラスチックは永遠なり』と、永年に亘って影響を及ぼし続ける放射性物質をテーマにした『15.放射能を帯びた遺産』、、、
海洋生物に摂取されたプラスティック粒子は、食物連鎖で、その濃度はどんどん濃くなり、食物連鎖の頂点にたつ人間の食卓に並んでいるんですよね、きっと… そして、放射能は目に見えないまま、影響を与え続けているんですよね、未来というよりも、現代社会に警笛を鳴らす作品でしたね。
微力ながら、何かできることはないのか… と、考えるきっかけになりました。 -
環境読本。
ここまで読むのに時間かかった本、久しぶり。
見知らぬ土地、見知らぬ用語が次々に出てきて中々文章を脳内でイメージに置き換えられず苦戦。合間に出てくる絶滅動物にいちいち興味が湧いてネットでググっては「へえ~こんなんいたんだ」と想いを馳せる繰り返し。 -
人類がある日突然地上から消えてしまったら、この世界はどうなるのか。後に残るものはあるのか。人類のいない世界は、自然が驚くべきスピードで回復し、豊穣な世界となると予測される一方で、人類が遺した危険なもの、放射性物質や、プラスチックや、石油コンビナートなど、が危険をもたらすかもしれない。そして、それら以外に、人類が消えても残るものはそう多くはないのかもしれない。突拍子もない思い付きのようで、ちょうど再放送をしている未来少年コナンの世界のような好奇心を満足させてくれて、かつ環境問題への警鐘としても優れている。それに、主をなくした街や家、それに石油コンビナートや地下鉄といった施設がどれだけ人の手で保守されている、まさに守られているのかもわかる、一粒で何度も美味しい一冊だと思う。
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もしある日突然地球から人間だけがいなくなったら...を様々な専門家が検証してくれる本。実際に人がいなくなった後の地域の話もあって現実味がわく。人間がいなくなったら..ニューヨークは数日で水没し、家屋が老朽化し倒壊、火災が発生する、人間が作り出した物はだいたい自然に朽ちていくけど微粒子のプラスチック片やタイヤ、ウランやプルトニウムは長い時間残る。残された生き物への影響は計り知れない
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読了。タイトルは「人類が消えた世界」だけど、主眼はどちらかというと過去〜現在の地球と人類の置かれている状況を、世界中の科学者に取材したうえで丁寧に説明している。SFではなく環境問題の本だった。それぞれのトピックはすべて深刻で興味深いものだったけど、かなりさまざまなトピックが同じ様な調子で淡々と語られているので、単調で眠くなった。
プラスチックゴミ問題とクズの繁殖力の話が印象に残った。 -
本書の内容をナショジオ・チャネルで取り上げていたのを
見たのが、本書を知ったきっかけ。
そして、松丸本舗に一時期本棚を出していたチンペイさん
の選書に入っていたのが、本書を購入したきっかけ。
もしある日この地球上から人間が消えたら、何が起きるかを
シミュレートしてみせたもの。これは紛れもない力作だ。
ジャンル分けすれば、ノンフィクションということになるん
だろう。でも、何か文学的なテイストも感じられて470ページ
という長さを飽きさせない。
考古学、生物学、人類学、環境学、建築学など幅広い分野に
またがった精力的な取材と著述は驚嘆もので、読み応えは
十分。
温暖化ばかりがクローズアップされているが、それは数ある
問題の一つにすぎず、実は人類はあらゆる面でこの星を相当
傷めつけているということが重く残った。
ワタシはもうスクラブ入り洗顔フォームは使わない。 -
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人類が進化した結果、地球に及ぼしてきた影響を、もし人類がいなくなったらという仮定の下、逆説的に想像し検証していこうという試みの作品である。自然の回復力、共生や連鎖のバランスなど人類以前に備わっていた仕組みは容易に想像できるが、自然界になく人工的に作り出してきたものの行く末には、人智を超えた新種のバクテリア等の出現による分解可能性が示唆されている。ここでの思索は、地球外環境での生命体のあり様にも繋がるものがある。
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私たち人類は地球の環境をどれほど改変させて負荷をかけているかについて
人類が忽然といなくなった世界を検証することで考える本
たとえばNYはどのように朽ちていくか
プラントはどう爆発するか、地下鉄はなぜ水没するか、
大気をも変化させたが
どれくらいの年月でどう生まれ変わるか
掘り出した毒物はどうなるか
もちこたえるものはなにか(地下都市カッパドキアの例 地下18階まで地下都市があるらしい)
さまざまな事例が出てくる。
現在は間氷期にあたる。間氷期は1万2000年~2万8000年。
実は氷河期が主。氷河期が始まると10万年は続く。
私たちはこの惑星の歴史のなかで
奇跡的に間氷期をともに生きる存在
動植物や自然をいつくしみ これらの警告を受け入れ
自然回帰する人は増えてはいる けれど多くは
急な転換により今の社会構造が破たんすることを支持しないでいる
それだからか本にも出ているが
ポストヒューマンといって
革新的な発想や人工的に生きることを支持する人が出てくる
それがトランスヒューマニストと呼ばれる人たち -
ある日突然、地球上から人類がいなくなったら地球はどうなるのか?
という問いに専門家の意見を中心に解答していくノンフィクション。
文庫で450ページ以上のボリュームがあり、
前半は人類誕生前の地球環境について解説している。
中盤から後半はかなりネガティブな内容となっていた。
文化的な人工物(建造物)は短期間に自然のなかでは跡形もなくなり、
数万年以上残る主なものとして、
・すべてのプラスチック
・停止した原子力発電所から放出される放射能
・ダイオキシンなどの化学物質
などが挙げられていた。
文化的なものでも残ると思われるものもあるものの、
ほとんどの人工物は跡形もなくなるという点の説明に終始納得させられた。
人類が今後も生きながらえるためには、
人口の爆発的な増加が抑えられるかどうかの重要さを再確認。 -
ナショナル・ジオグラフィックの番組のようなテイストの本.ケニアの山中や太平洋のサンゴ礁から,果てはニューヨークの地下鉄やヒューストンの石油化学プラントまで,世界各地の様々な環境を題材に,その地域の環境がどのような歩みを経て,今現在どのような状態にあり,今後どうなるのかを,それぞれの環境に詳しい専門家が語る,といった内容.地図は付いていないので,Google Earthなどでそれぞれの場所を確認しながら読み進めるとよいかも知れない.
全体を通して,人が滅んだり痛い目を見たりすること,或いは人間以外の生命が消えゆくことのどちらについても,著者自身は良い悪いと言った評価を取り立てて下していない.従って何があるのか/あったのか/これからあるのかが,ジョークを交えつつ,専門家の言明を借用しながら,ただひたすら淡々と語られていく.それでも,今まで知っているようで知らなかったことが沢山出てくるお陰で,読んでいて飽きないし,考えさせられることも多かった.人が残した痕跡で最後まで残るものは,実はかなり意外なところにあるというのも面白い.
英語になるが,原書のホームページ( http://www.worldwithoutus.com/ )に色々コンテンツがある.これ以外に,中で出てくるVHEMT「自発的人類絶滅運動」のページ( http://www.vhemt.org/ )も面白かったので,参考までに貼っておく. -
多くの知的好奇心を満たしてくれる一冊。
人類がいなくなった世界はどのように自然に還っていき、人類の痕跡としてどのようなものが残るのかを色々な目線から追っている。
しかし読み終えるまで長かった…自分には少し難しかったため、疲れているときに読むとすぐに文章に集中できなくなってしまう。
今まで不思議に思っていた答えはすべて複雑なものなのだなと思う。
ボイジャー1号は最近太陽系を脱出したらしい。その先にいるかもしれない知的生命体に人類の痕跡を伝える為に人類が滅亡してもひとり飛び続けるというのはなんと壮大で寂しいことだろうと感じた。 -
いやー、スゴい本だ!
てっきり人類がいなくなって1年後、10年後、100年後、世界はこうなってますよーって本かと思った(巻頭のイラストはそうなってる)。
もちろん、そういう記述はあるんだけど、この本は「人類が突然消えました」ってのをテーマに、筆者が好奇心のおもむくままに様々な分野を取材、調査する本なのだ。
だから、テーマと関係がなくても、ついつい筆がすべる。
カッパドキアの地下遺跡に教会や醸造所があったことなんて、テーマと直接関係ないだろ!
しかし、それが面白い。
読みすすめていくうちに「へー」って思う箇所がたくさん出てくる。
こっちの知的好奇心を刺激しまくり。
そして、筆者が言うように、未来を知ることは現在、過去を知ることなのだということがわかる。
スゴい本だ! -
人類が突然消えたあとの世界の話。恐竜の名前とかコア過ぎてたまに間延びするけど、おすすめの空想話。
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(後で書きます)
著者プロフィール
鬼澤忍の作品
