デザイン思考の道具箱: イノベーションを生む会社のつくり方 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 早川書房 (2013年11月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150503987
作品紹介・あらすじ
モノづくりと会社経営の必読の定番書が待望の文庫化。解説:米倉誠一郎(一橋大学教授)
感想・レビュー・書評
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サービス(触れることができないもの)を目に見えるものに変える。
イノベーションの領域①財務②プロセス③商品・サービス④デリバリー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フィールドワーク、プロトタイプ作製、異部門との共創という3つのステップ(デザイン思考)にてイノベーションを創出せよという本。
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デザイン思考という言葉自身の考え方が変わる。
イノベーションをうむ環境の基礎がわかる一冊 -
いや、これは素晴らしい。うちのようなコンサバな職場にどう展開するかは問題として(イノベーションという言葉におどらされがち)、本書に示される発想、視点は十分にありと思われる。もう一歩、日本向けの内容を追記いただければ幸い。ただ、シリコンバレー系の指向で行くと、だいたい潰される。その回避の例も、最近は国内で沢山出ているはずだ。それをリサーチして2、3章に分けて分析されれば、本書はまさにイノベーションの指南書となるのでは?(えらそうにすいません)
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単行本で無駄なくまとまってるので、手元に置いておきたい。
IDEOとDスクールへの愛は伝わってきたw -
奥出先生にお話を伺った後に、読了。先生がおっしゃっていたように、デザイン思考を身に付けるためには実際に実践して身体知で捉えないといけないと感じる。読むだけではいまいち表面的な理解しかできない。
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今となっては極当たり前の内容なんですけどね。
何でできないんでしょうかね。 -
まーそんなもんかな(^^;;
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本来はデザイナーとかプランナーと呼ばれる人達向けに、イノベイティブな商品やサービスを生み出すための手法、コラボレーションのお作法について書かれたものだと思うが、私はそういった方々を支援する側の人間、という切り口で読んでみた。
つくり方が変われば、当然支援の仕方も変わるわけであり、参考になった。支援者側の役割として「元々持っていたものを引き出す。能力が発揮されることを妨げていたものを取り除く」という考え方は明日から実践しよう。
フィールドで観察する、自由なアイディアをブレストを通じて作り出す、プロトタイプを作って考える、物語を作る。
デザイナー・・・これまではインハウスが当たり前
テレビはテレビ、車は車、食器は食器ばかり
→ある意味職人だが、製品はサービスの全体をデザインすることは出来ない。
連携
従来型発想・・・協働で作業するルールや責任の範囲を決める→失敗のリスクを減らそうとするもの
+お互いのリズム・ペース・特徴を確認、尊重しつつしながら作業すること、
すなわち、作業時間を共有するためのもの。
新しいプロジェクトで新たな価値を出そうとすると、互いの価値を出し合ってブレストしていかないと先へ進めない
PMの役割
元々持っていたものを引き出す
能力が発揮されることを妨げていたものを取り除く