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- Amazon.co.jp ・本 (508ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150778118
感想・レビュー・書評
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「探偵になりたい」で始まった弁護士事務所お抱えの調査員、スタンリー・ヘイスティングスのシリーズ最新作です。
スタンリーが雇われているリチャード・ローゼンバーグは民事専門のやり手弁護士。そのリチャードの裁判を助けるための調査をするのが彼の仕事。とはいえ、その仕事は「すべって転んだ」人たちから「すべって転んだ」事情を聞き、現場の写真を撮るものがほとんど。
そんな彼が何故か事件に巻き込まれて(自ら望んで…?)いくのがこのシリーズ。巻き込まれていく中で自然と知り合いになったマコーリフ刑事、スタンリーよりも頭が鋭くて行動力もある妻のアリスなど、登場人物がみんなほんわかとしていることも、このシリーズの特徴。
今回はリチャードが本格的に刑事事件を扱うことになり、その事前調査をスタンリーが行うこととなったことから始まる。
現代アメリカのさまざまな分野でそれぞれ成功を収めている男たちが、週末になると集まってポーカーを楽しんでいる。家に帰ると妻が死んでいる。さて、どう考えても夫が殺したとしか思えない。しかし…?
その事件の裁判に証言者として出席することとなったスタンリーの、事件解決へのドタバタが楽しい。
もうこの作品で11作目だとは、驚き。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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