バッド・バッド・ボーイズ (ハヤカワ文庫 マ 4-1 イソラ文庫 30)

著者 : シャノン・マッケナ E・Cシーディ ケイト・ノーブル Shannon McKenna E.C. Sheedy Cate Noble 早川麻百合 高樹薫 金井真弓

• 早川書房 (2011年1月7日発売)

感想・レビュー・書評

[momotterbotさんの感想 · 2015年6月15日]

「いつでもどこでも、あなたと」シャノン・マッケナ
刑事ヒーローｘ道化師志望ヒロイン
どこかで兄のスピンオフ読んだな、

「欲望の夜が明けても」E・C・シーディ
年下ヒーローｘデザイナーヒロイン
13歳の頃からヒロインに惹かれてたヒーローが
メロメロなのを隠して威張っているのがかわいいｖ

「官能の島で取引を」ケイト・ノーブル
海運会社社長ヒーローｘ弟の嫁ヒロイン（未亡人）

[mylteさんの感想 · 2011年2月14日]

図書館の本

内容（「BOOK」データベースより）
兄の親友の刑事ジョンにずっと恋心を抱いていたロビン。新しい仕事、新しい土地へと旅立つ前にヴァージンを捧げようと、彼が休暇中の山小屋へと向かうが…。人気沸騰中のシャノン・マッケナによる「いつでもどこでも、あなたと」ほか、トラブルに巻きこまれた美女が助けを求めた友人の弟に熱いときめきを感じる「欲望の夜が明けても」、会社の株とひきかえに昔の恋人とふたりきりで一週間をすごす取引をする「官能の島で取引を」―セクシーなバッド・ボーイとのスリリングな恋を描いた3篇のオムニバス。

シャノン・マッケナの描くヒーローは過保護だけど男らしくて好きなのです。このジョンのおびえ方、うろたえ方もその路線に沿っているのでとても好き。
いきなり子供だと思っていた子に言い寄られたらそりゃひくし、お兄ちゃんは彼を殴るよねぇ。
ケイト・ノーブルの3作目が思いのほかよく期待していなかっただけにうれしい驚き。ページ数が短いからこんなもん？な箇所もあったんですがちゃんと作品が出版されたら読んでみたいと思いました。

Baddest Bad Boys by Shannon Mckenna ,E.C.Sheedy ,Cate Noble

[Renさんの感想 · 2011年1月18日]

短編３作品。どのヒーローも熱さと強引さが似てるような。２作目の彼は年下なので若干イメージが違うんだが燃え始めたら同じだった。３作目のヒロインって好きじゃない。ヒーローと恋人同士だったのに結局は彼の弟に引っかかって結婚したんだから。バカだねこのヒロイン。

シャノン・マッケナ「いつでもどこでも、あなたと」
経験させてと迫るヒロインに根負けしたヒーロー。
E.C.シーディ「欲望の夜が明けても」
トラブル回避で親友の弟ヒーローにたすけを求めたヒロイン。
ケイト・ノーブル「官能の島で取引を」
亡き夫の兄ヒーローと孤島で過ごすヒロイン。

著者プロフィール

【著者紹介】
シャノン・マッケナ　Shannon McKenna
イェール大学卒業後、音楽家をめざしながらニューヨークで事務員など様々な職業に就く。イベント出演時に出会ったイタリア人の音楽家と恋に落ち結婚。南イタリアの小さな海辺の町に夫とともに移住するが、家事の合間に小説を書きはじめ、出版社から注目され作家デビュー。『そのドアの向こうで』（二見文庫）から始まるマクラウド兄弟シリーズなどエロスとバイオレンスが炸裂する作品で、ロマンス界に旋風を巻き起こした。

「2022年 『夜明けの光のなか永遠に』 で使われていた紹介文から引用しています。」