FBI心理分析官 2

  • 早川書房
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本棚登録 : 156
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152080394

作品紹介・あらすじ

ウィンブルドンの公園で白昼、三歳児の眼前で母親を虐殺し、肛門にナイフを突き立てて逃げた男の犯人像は?「フリーズ!」と叫んだきり、無防備な日本人留学生服部君を平然と射殺した男の心理とは?幼女連続殺人事件の被告はほんとうに多重人格なのか?エリート青年たちはなぜ、あえてオウム真理教をえらんだのか?無差別殺人の恐怖は、もはや他人事ではない。セックス殺人からハルマゲドンまで、世界じゅうに蔓延する異常な精神病理を、「X‐ファイル」のモデルとなった著者がプロファイルする戦慄のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 『FBI心理分析官』著者の二作目。主に、FBI時代の経験と、前作の理論に基づいて、著者が退職後に関わった犯罪についてプロファイリングを行ってみせる本。オウム真理教事件や、宮崎勤の事件などへの言及もあり、日本人としては読み進めやすい内容だが、依然として内容は陰惨。特に冒頭に付されているカラー写真は、心の弱い人にはおススメできない。

  • 著者が一線を退いてアドバイザーとしての活動を綴っているからか、1巻ほどスリリングな感じはしなかったけれど、色々な国で起こる残忍な事件を過去の凶悪犯のデータと比較し総括的に分析していく事件簿もワクワクしながら読めた。日本の事件を取り扱ったものが多い気がするのは何故だろう。
    地下鉄サリン事件のことは何となく知ってはいたが、その前の事件もそれに関係する陰謀も知らなかった。宗教活動自体に多くの日本人がトラウマめいたものを持っているのを感じていた。こんな恐ろしい連続事件が日本で起きていたとは信じ難い。
    カルトやテロについて定義されているが、明らかに今のISに通じるものがある。
    犯罪心理学はやっぱり興味深い。

  • 犯罪を楽しむシリアルキラーの存在に寒気がする。彼らの犯罪に対して抑止効果になりうるものがあるのだろうか。

  • No.474
    著者はXファイルのレスラー捜査官のモデル。
    92年の留学生が射殺された事件
    89年の宮崎勤殺人事件
    95年の地下鉄サリン事件
    他にも凶悪犯罪の事例をもとに、犯罪者の心理分析を解説している。ニュースでは知り得なかった見解もあって興味深い。内容はどぎつい。
    で、なんでこの本を読んだかっていうと「ドラゴンタトゥーの女」を見たから。

  • 愛読書だった。一巻もおすすめ。

  • 頭の弱い私は理解しながら読むのに時間がかかるけど
    それをしてでも読もうと思う作品。
    2では日本や日本人の事件が多く取り上げられていて、
    あぁあの事件だと思いながら読める。
    犯罪心理なんぞ興味ない人にでも薦めれるのではないだろうか。
    でも1より掘り下げて語ってるので最初は1を先に読んだ方が
    いいかもしれないと思う。
    あれ、何を語ってるんだ…と思ったところでやめようと思う。

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