- Amazon.co.jp ・本 (726ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152085276
作品紹介・あらすじ
元ファーストレディにして現在ニューヨーク州選出の上院議員、そして将来はアメリカ初の女性大統領の呼び声が高いヒラリー・ロダム・クリントン。彼女ほど世界中でその名を知られた女性はいないが、その素顔は意外なほど知られていない。本書は彼女自らが、子供時代、夫ビル・クリントンとの結婚生活、ホワイトハウスの内幕、上院選の勝利に至るまでを綴った感動のメモワールである。母として、妻として、政治家として、全世界がもっとも注目する女性が、21世紀という困難な時代に生きるすべての人に贈る"人生賛歌"。
感想・レビュー・書評
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2003年12月31日、初、カバスレ、帯無
2014年2月22日熱田国道1号BF詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヒラリー元国務長官の自伝
2000年までの半生記なので、ファーストレディとして支えたビルの大統領時代が主な内容を占めます
600ページを超す分厚い内容ですが、当人のイメージにそぐわぬような快活な筆致で書かれているので苦もなく読めるでしょう -
34わたしは仕事をして食べていこうと固く心に決めていた。仕事の選択にも制限など感じなかった
77読書
96人間として成長しようとするなら、”いちばん恐れていることをすべき”
104今でも彼はわたしがあったなかで最も刺激的で、エネルギッシュで、活き活きした人だ。
187
213わたしは、時を経て徐々に変化した父との関係を思わずにいられなかった。子どもの頃は、父は憧れの人だった。
父に褒められたい一心でがんばった。が、そういう関係も、私の成長につれて変化していった。
それは、わたしが父とは時代も場所もあまりに異なるところでさまざまな経験をするようになったからであり、父自身が変化したからでもあった。
524進歩というのは、わたしたちが明日のために今日する選択にかかっているのです。わたしたちが、自分たちの価値を守るために、いかに努力するかにかかっているのです。
538人生は短いのよ。髪が濡れることを心配してる暇なんかないわ。 -
100%ではないと思うけれども、かなり赤裸々で率直な記録。
政治家、かつ頭がいい人なので、単なる暴露本という低俗な
ものではなく、良質なドキュメンタリー/自伝の体をなしており、
非常に面白い。
夫のスキャンダルについても、下品にならないラインをキープ
して率直に触れている。
マスコミ操作の側面もあったのかもしれないが、それも含めて
彼女のおそろしいタフさ、聡明さを見る思い。
但し、大統領にならなかったのは納得。
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この本は、ヒラリー・ロダム・クリントンの自叙伝です。
彼女が今まで生きてきた証を本書の中で綴っています。
個人的には、なぜ大統領夫人になれたのか。
どういった幼少期を過ごしてきたのか。にとても興味があったので、
前半を読みました。後は読みません。
前半の後半、そして後半は大統領夫人になってからの話やその前の
どうやって大統領になったのかについて、述べているだけなので特に
興味がないからです。
彼女が大学生活を終えて、弁護士として活動するまでの内容を読んで
思った事は、ファーストレディになるべくして成った人物である事。
そして、パワーと希望と勇気に満ちあふれている人物である事。
また、驚いた事にそのファーストレディを育てた親はそこまで裕福でない事。
しかし、誠実で論理的であり尊敬できる人物である事。
本書を読んで、最も心に残った事は「教育の大切さ」です。
「母親から学べない事を、世界で学ぶ」とヒラリーは述べていますが、
「家庭から学べない事は、世界で学ぶ」と言い換えられると私は思います。
そして言うなれば、家庭でほとんどの事を学べる又は学ぶべきである事。
いわゆる家庭は、最も最小単位の社会であると言われています。
その中で、学ぶべき事が数多くあり、接する機会が多い故に極めて自己形成に
影響力が多大でしょう。それは、自明ですよね。
ただ、それをどれほどの人が真剣に考えているでしょうか。
勉強が出来るとか、お金持ちになれるようにとか、そういった事ではなく、
人としてどういった考えを持つべきだとか、どう生きるのかとか、
そういった事です。もちろん時代の影響は受けるでしょう。
ただし、その時代を必死で考え生きてきた人が、真剣に教育を考え
家庭で教えれば、決して大きな間違いになる事がないと思います。
改めて「教育」の大切さを学べた本だと思います。 -
オーストラリアに行ってた時に読んでた本。続きを日本で読んだけど、英語の環境じゃないと読んでられず日本語で書いてあるのを買いなおしました・・
この人やっぱ賢い! -
割と政治的話題が多いので、ヒラリーのヒトトナリ的内容を期待して読むと「あれ?」って思うかもしれない。でもその分、彼女が政治に対して常に前向きで真摯に取組んでいる姿がよく伝わってきた。娘の話題になるとイチ母親としての顔にパッと変わる部分に、とても好感を持ったし魅力的だなと思った。
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女性の憧れ!ヒラリー♪
初めは彼女の人間らしい面を覗きたくて手に取った本だった。
けれど読んでびっくり、淡々と政治に関する内容が多く非常に男性的なものだった。
それでも至る所に垣間見る彼女の弱さ、考え方に触れることが出来てとても刺激を受ける。
「本当の強さとは踏ん張って立ち続けることではない、つまづいてまた起き上がる勇気だ」ということを教えられた人生のバイブル -
クリントン時代って素晴らしかったのね、と思える。
実際はともかく。