愛闇殺 (ハヤカワ・ミステリワールド)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152087348

作品紹介・あらすじ

恐喝事件から派生した殺人事件を取り調べ中の刑事岩海は、手口にからむ容疑者の一言に余罪の存在を嗅ぎとる。相棒の女性刑事坂野と捜査を進めるなか、やがてタイのバンコクを舞台にした保険金殺人が浮かび上がってくる。だが、現地へと赴いた彼らを待っていたのは、夫婦、兄弟、親子といった人間関係に潜む、大河のように深い因果と因縁の絡み合いだった。直木賞作家による待望の長篇書き下ろしミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • ストーリーが奥深く切りこんで面白い!

  • 読んだ日 2007.6 (借:熊本市東部図書館)(22) 

    内容紹介:恐喝事件容疑者の一言で別件の保険金殺人を確信した刑事岩海は、相棒の女性刑事坂野と現地バンコクへ赴く。彼らを待っていたのは、夫婦、兄弟、親子といった人間関係に潜む、大河のように深い因果と因縁の絡み合いだった。

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著者プロフィール

笹倉明(ささくら・あきら)作家・テーラワーダ僧
1948年兵庫県西脇市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。80年『海を越えた者たち』(すばる文学賞入選作)で作家活動へ。88年『源流裁判』でサントリーミステリー大賞、八九年『遠い国からの殺人者』で直木賞(第101回)を受賞する。主な作品に、『東京難民事件』『海に帰ったボクサー昭和のチャンプたこ八郎物語』(電子書籍)『にっぽん国恋愛事件』『砂漢の岸に咲け』『女たちの海峡』『旅人岬』『推定有罪』『愛をゆく舟』『超恋愛論』『雪の旅ー映画「新雪国」始末記』(電子書籍)』『復権―池永正明35年間の沈黙の真相』『愛簡殺』『彼に言えなかった哀しみ』等。近著に『出家への道―苦の果てに出逢ったタイ仏教』『ブッダの教えが味方する歯の二大病を滅ぼす法』(共著)『老僧が渡る知恵と悟りへの海』(Web〈つなごうネット〉連載)、『山下財宝が暴く大戦史』(復刻版)『詐欺師の誤算』(論創社)『ブッダのお弟子さん にっぽん哀楽遊行』(佼成出版社)がある。2016 年チェンマイの古寺にて出家し現在に至る。

「2024年 『老作家僧のチェンマイ托鉢百景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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