ミレニアム2 上 火と戯れる女

  • 早川書房
4.27
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感想 : 137
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152090195

感想・レビュー・書評

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  • 「ドラゴンタトゥーの女」以上にじれったい前半。優雅に暮らすリスペットが長々と描かれる。登場人物も相変わらず多くて、これが一般読者の食いつきの悪さに繋がっているのでは?と思う。(ホンマにヒットしたのか?河内長野図書館には1組しかないぞ)下巻に期待!

  • 読了。

  • リスベット サランデルの過去がだんだん解ってきた(>_<)
    きっとザラがからんでるはず!

    下巻、早く読も♪

  • 第一部終了時の金融操作(詳しくは理解できてない私)によって一生働かなくても食べていけるようになったリスベット。優雅な生活を楽しむ様子を微笑ましく読む。超高級アパートメントを収得するわけだが、IKEAで家具を揃えるってのは・・・庶民的・・・エリカとの対比でもあるのだろうな。

    一方、ミカエルは少女売春を追っているフリーランスの記者とそのパートナーで同じ内容を扱った学術論文を書いている大学院生のカップルと知り合い、売春組織の解明を手助けし始めるのだが、その矢先、彼らが自宅で銃殺されてしまう。

    そして、その犯人としてリスベットが指名手配される。

    主人公たちの暮らしぶりを整理して時間の流れ、関係の変化を示しながら突然の事件でクロスさせるセンセーショナルな展開。

    ハッカーされたままのミカエルのパソコンを通じ、再び協力して推理していくリスベットとミカエル。
    リスベットの無罪を信じて援護行動をとるミルトン警備会社の社長。脳卒中(だったかな?)を患い不自由になったが生きていたパルムグレン(リスベットとパルムグレンの暖かな交流が描かれたシーンも良かった)など前作の顔ぶれも適材適所で出演する。

    その一方、リスベットを追う側として警官たちが新しく登場。個性豊かに描き出されていく。警察組織の頑迷さや女性に対する偏見、冤罪が起こり得る構図も読ませる。

    これだけでも十分盛り沢山なのに・・・売春組織の追求から「ザラ」というキーワード、更に秘密警察、亡命スパイなどリスベットの過去に繋がる大きな謎が立ち上がってくる。

  •  第1部とは変わり、彼女が指名手配に・・・強く魅力的な女性が多く登場する第2部です。

     「スウェーデン」と言う国が、これほど怖い国とは知りませんでした。作者が主人公と同じジャーナリストであり、社会風刺を多分に含むこのシリーズ。実は、現実と余り変わらないのでは・・・だとすると、北欧の静かでキレイなフィヨルドのイメージとは全く異なる、陰鬱な国と言うことになる。

    前作も、そうですがスウェーデンの人の名前って日本人には難し過ぎる。
    ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォ。タイプする時も普段、登場機会の少ない「v」が多いです。

     上巻の前半は、前作「ドラゴンタトゥーの女」の続きで始まります。中盤までは、静かにゆっくり進みます。中盤から一気に、勢いの付いた重い車輪のように、グングン加速して上巻終了。
    上手いですね。そのまま下巻に突入しました。

    下巻のレビューは以下に。
    http://booklog.jp/users/kickarm/archives/4152090200

    前作、「ドラゴンタトゥーの女」のレビューはこちらです。
    http://booklog.jp/users/kickarm/archives/4152089830

  • リスベットの過去。それに関係する記事をミレニアムに寄稿予定だったダグ。
    うわあ下巻読むすぐ読むどうなるの。

  • 下巻に書いてます。

  • 昨晩読了しました。

    内容、面白いですよ。
    ただ、3つのシーンをいったりきたりして今のところ相互のつながりがないので、ちょっと煩雑な感じがします。
    しかも、スウェーデン人の名前って覚えずらい!!

    下巻になって、相互に話が結びついて、わかりやすくなることを期待!!

  • 面白かった。レズビアン同士のセックスについての描写が多々あったが、あれはどういう仕組みなんだろうな。あと、リスベットとミカエルの絡みがなくてもどかしい。早く二人仲直りしてくれないかしら。

  • リスベットの活躍が益々すごいことになっていく。北欧の社会問題やそれをめぐる人々の関係がより深く描かれている。

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