ネル (想像力の文学)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 46
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152090287

感想・レビュー・書評

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  • 小説の読み方や定義は人それぞれであるが、私にとって小説は文字で書かれているストーリーをもとに脳裏でキャラクターや背景などの想像を膨らませ、楽しむ作品であると思う。本書はある子供の親が虚無の女王にさらわれ、子供が取り戻そうと旅にでる作品である。その展開の中では読み手の想像力を試させるようなものがちらほらあり、著者と読者との勝負となるような一冊である。

  • だれもが望んだラストにしっかり答えててとてもきもちいい。たしかにもうすこしあばれて欲しかったかも。

  • (200905)

  • 読始〜

    夏の休みに向け、休み中の積本予定だったのだけど、

    「読中」の京極センセがあまりに欝なので、

    あえて遠藤センセの新刊にも手を染めてみましたwww

    「姉飼」みたいなのだったら、更に↓↓↓↓になるなwww



    書籍紹介にメタファンタジーと紹介されていたけど、

    期待としてはクライヴ・バーカーと

    同カテゴリのような作家センセなので

    アバラットやウィーヴワールドみたいなのだったらいいな…と

    勝手に思い描きながら読み始めております…www

    (イマジカは最高でした…)

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著者プロフィール

遠藤 徹(えんどう とおる)
1961年神戸市生まれ。同志社大学グローバル地域文化学部教授。研究テーマはプラスチック、モンスター等多岐にわたり、以下のような評論・研究書を著している。『溶解論 ―不定形のエロス―』『プラスチックの文化史 ―可塑性物質の神話学―』(ともに水声社)、『ポスト・ヒューマン・ボディーズ』(青弓社)、『ケミカル・メタモルフォーシス』(河出書房新社)、『スーパーマンの誕生 ―KKK・自警主義・優生学―』『バットマンの死 ―ポスト9.11 のアメリカ社会とスーパーヒーロー―』(ともに新評論)など。
また小説家としても活躍し、「姉飼」で第10回日本ホラー小説大賞を受賞、「麝香猫」で第35回川端康成文学賞候補となる。主な作品集に以下のものがある。『姉飼』『壊れた少女を拾ったので』『おがみむし』『戦争大臣』(以上、角川ホラー文庫)、『ネル』(早川書房)、『むかでろりん』(集英社)、『贄の王』(未知谷)など。最新刊は本書と同時刊行の『七福神戦争』(五月書房新社)。

「2018年 『七福神戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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