- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152091703
作品紹介・あらすじ
野良猫オルドウィンはいつでも腹ぺこ、食べ物をくすねては追われる日々だ。だが、そんな孤独で危険な暮らしはとつぜん終わる。ちょっとした偶然から、魔法使いの弟子ジャックの使い魔として選ばれたのだ!魔法使いと相棒のファミリアは強い絆で結ばれ、魔法の能力でたがいを助けて偉業を達成する。魔法なんて使えない、けれどジャックといっしょにいたいオルドウィンだが…。そんなある夜、ジャックたち三人の弟子がさらわれてしまう。相棒の魔法使いたちを助けるため、ファミリアの三びきは旅に出ることに。猫のオルドウィンと、アオカケスのスカイラー、そしてアマガエルのギルバート。動物たちの長くきびしい旅が今、はじまる!全米の大人と子どもが絶賛する、傑作冒険ファンタジイ。
感想・レビュー・書評
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子供から大人まで楽しく読めるファンタジー
動物たちの個性が立っていて区別がつきやすいし
表現の言い回しもストレートなのでとっても読みやすい
比較的先が読める安心感のある展開なので
不思議に不思議を重ねた様な展開を求めるなら違うかも?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
賢い猫が主人公というのが楽しい。予言は読めたことでもある。うさぎが敵かぁ、続きも読みたいと思う。
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黒猫オルドウィン・青カケスのスカイラー・蛙のギルバートの使い魔3匹は、それぞれの主人であるさらわれた魔法使い見習いを助けるため冒険の旅に出る…。話の大筋自体はこれといって驚くべき目新しさも無いのですが、元ノラ猫であるオルドウィンが主人に愛され必要とされる事を知る辺りはジ~ンと来ます。この旅では使い魔仲間との関係が主だったので主従関係のエピソードは次にあるのでしょうか。また、オルドウィンには、どうしてノラ猫として育つ事になったのか何やら謎がありそうです。
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御伽話や漫画みたいなコミカルさのある、しかしわくわくするファンタジー。ヒュドラと戦うシーンなんかはトムとジェリーみたいな、ちょっとどたばたした感じのアニメが似合うに違いない。蛙のギルバートが好き。
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師匠が残念。
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久しぶりに、わくわくしながら読みました。
誰でも自分に「特別な力」があったら、と夢を見るけれど、
そんなもの、誰にでもあるものじゃない。
結局、自分の持っているものと経験で乗り切るしかないんだよね。
そうしているうちに、自分の内なる力に気付くのだろうな、と、
思いつつ読みました。 -
★★★★☆
オルドウィンは野良猫、とはいえとろい魚屋の店先からうまそうな魚の一尾や二尾をちょろまかすことなど朝飯前。が、凄腕の賞金稼ぎに目をつけられ、逃げ込んださきはペットショップと思いきや・・?
魔法使いの卵の相棒ファミリアに選ばれた猫と、同じくファミリアのオウムとかえるの冒険ファンタジー!
二匹と一羽はそれぞれの相棒を世界を救えるか?!
(まっきー) -
オルドヴィン、スカイラー、ギルバートのキャラクターが
立っていて、楽しく一緒に冒険しながら読めました。
ラストの展開は予想できてしまって
おもしろみに欠けましたが
次作につなげるためにはこの展開しかないのかもしれませんね。
次作の3匹の活躍も期待します -
ファミリアとは、魔法使いの使い魔
このお話では、使い魔はどんな動物でもなれるらしい。
猫、鳥、カエル
でも、
使い魔といえども、幻を見せたり、未来が見えたりと魔法を使えるのです。
食いしん坊のカエルのギルバートが面白いですよ。