小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則
- 早川書房 (2012年1月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152092670
感想・レビュー・書評
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書いてあることはとてもシンプル。
でも、ついついやらなくて良いことまで仕事を増やしてしまったり、タスクを洗い出すだけで満足してしまってリストだけが残ってしまうなんてことがあって、これを読んで改めて仕事をする上で大切にしたいことが明確になったように思う。
<特に大事にしたいと思った3つのポイント>
●今あるものを活かし、できることから小さく始めるということ
●長いタスクリストは分解し、小さな決断、小さな勝利を積み重ねることでモチベーションを維持するということ
●教えること、「レシピ」を公開することで関係を築くということ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ここ半年くらい働きながら、頭のなかで感じていたことを見事に文章化してくれている。
・やるべきことよりも、やらなくていいことを決めよう。やることを減らそう。
・優先順位なんて必要ない。ただリストを上から順にやっていくようにすればよい。
・もっと簡単な方法はないかを常に考えよう
・顧客を成長させよう
・対応の速度がすべてを決める
・全員を前線に出そう
・文句は放っておく。 -
久しぶりに読みなおしたけど、自分が会社を立ち上げたこともあってまた違う感想を抱いた。
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いわゆるLifehackによくある、大事なことに集中せよ、余計なことをするな、っていう方向性の話と、ミニマムな会社経営とをつなぎ合わせた話。いつもの仕事をしながら、週に数時間も費やせば、本当にやりたい、本当にひつようなことはできる、ウェブってそういう世界だから。
というわけでLifehackモノをよく読んでいる僕からしたらそんなに目新しいことはなかったので、☆みっつ。でも、サッと読んで「よし、仕事しよう」と思えるいい本だよ。 -
仕事をする人全員を対象に汎用的な話を書いていて、奇をてらってもいないのに、退屈な自己啓発本に堕さず、新たな発見・示唆が多かった。
「本当に必要な仕事に絞って、そこにエネルギーをつぎ込んで、最善の効果を出す」という、ある意味での効率志向に通じているように読めます。共感。 -
37 signalsでの事例をもとにした内容。それほど目新しいことはなかったが、
・やめたほうがいいものを考える
・解決策はそこそこのもので構わない
あたりはあらためて自戒。 -
いろいろな助言が短くシンプルに説明されている。シンプルなだけに読み物ではなく、手元においてみなす類の本。
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ネットに散らばったそれ系の文章がひとまとまりになった本だという印象。もう少し掘り下げたものを期待していたのでちょっと肩透かしでした。