ハーフ・ワイルド―ネイサン・バーンと魔のナイフ (下)

著者 : サリー・グリーン 田辺千幸

• 早川書房 (2016年2月24日発売)

作品紹介・あらすじ

白の魔使いに追われるネイサンは、魔力を得たがそれを制御できないでいた。なんとか愛する少女を助け出したものの、黒と白の魔使いの危険な闘いに巻き込まれて……。究極のファンタジイ第二弾！

感想・レビュー・書評

[ゆいにさんの感想 · 2022年11月19日]

うーん、割と読むのが苦行だった。何が悪いんだろう…とか考えるのだが、個人的には本書に書かれている通り「戦争なんてクソだ」に尽きるので誰もかわいくない。
主人公が卑怯者だし思慮が足りなさすぎる。尊いキャラクターの不在がしんどい。
辛うじてガブリエルの中立とネスビットの愛嬌に救われてなんとか読み切った。日本では翻訳がここまでなのだが、half lostの翻訳は難しいのでは…でも出たら買うかもしれない。ここまで読んだし。
猟奇要素が強いので読者層を上げてもっと過酷にした方がまだ…とか思ったが、そもそももう終わってるんだよな。
星4は猟奇要素のマーカスとネイサンの潔い暴力描写についてです。

[あんこさんの感想 · 2016年6月25日]

本格的に戦いが始まって、最後らへんで一気に面白くなった。
どうなるんだろう、楽しみ。