歌われなかった海賊へ

著者 :
  • 早川書房
4.10
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感想 : 275
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152102751

感想・レビュー・書評

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  • 第二次世界大戦下のドイツ。少年たちにはあまりに荷が重すぎるミッションを描く。
    圧倒的な信念で遂行する姿に、読んでいてとても胸が熱くなった。
    その結末はどう感想を書いてもチープになると思い、ぜひ本書を読んでほしいと思う。

    私的な話なので、興味の無い方はここまでで。
    今はもう亡くなってしまったが、祖母は戦争を体験した世代。よく一緒にお風呂に入った際には当時の様子を話してくれた。その内容はいまではもう大分うっすらとしたものではあるが、心の中には戦争の恐ろしさがしっかりと根付き、起こらないことを願い、起こさせないことを願った。
    いまは戦争体験者も多くなく、語り継ぐ機会も少なくなった。一方で世界には多くの戦争がまだ有り、無くなることはない。
    幸い日本は巻き込まれることはまだないものの、あくまでも今現在の話だ。
    もっと世界に目を向けて、できることを考えていかないといけない。受け継ぐ機会が少ない今、一人ひとりが積極的に考える時代に来ているのではないかと思う。
    あまりに本書に関係ない内容なので、そのうち削除するかもしれないが、この本を読んで、いまはそんな気持ちでいる。

  • ★5 大戦時代のドイツ、時代に呑まれた少年少女たちの人生をありのままに描く #歌われなかった海賊へ

    ■あらすじ
    1944年大戦真っただ中のドイツ、ナチス体制下の物語。青年ヴェルナーは裏切り者とされた父をドイツ軍に殺害されてしまい、復讐を企てようとしていた。寸でのところで少女に引き留められ、反体制のエーデルヴァイス海賊団の仲間となる。
    その後、街で新たな鉄道が敷かれる工事がなされ、海賊団たちは先に何があるか調査しにいく。彼らがそこで見たものとは…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    逢坂冬馬先生の最新作『歌われなかった海賊へ』

    前作もそうでしたが、タイトルだけ見ると意味が分かるようで分からない。本作を読み進めていくと「歌われなかった海賊へ 歌わなかった住民より」と、さらにキーワード続くことが判明する。歌う・歌わないとは?海賊とは?どんな背景があるのだろうか。

    時は大戦中、場所はドイツ。時代の波にのまれた少年少女たちの姿をありのままに描いてゆく。
    エーデルヴァイス海賊団、ヒトラー・ユーゲント、女子青年団なるもの。聞いたことはありましたが、どういった背景で形成されたいったものなのか、全く知りませんでした。そして所属する少年少女たちの環境、一日一日の生活、秘めたる思いがしんどすぎるよ… 戦い続けている彼らを見ると、満たされた環境で生活している今の自分はどうなのかと、内省せざるを得ませんでした。

    海賊団たちが文字通り命を懸け、胸を張って主張をする姿が目に焼き付いて離れない。それぞれの背景があるキャラクターたち、まだ若く青臭いところもあるけども、信念はどんな大人よりもカッコイイ。各々の特技を生かし、狂乱の時代を生き抜いていくのです。

    ナチス体制側の若者たちも、様々な環境の中、それぞれの思いをもってその時代を生活している。若者たちが罵り合い、いがみ合い、差別や対立がはびこる世界。未来に希望の光が見えずただただ悲しい。

    そして線路の行きつく果てに見たもの… 子どもや若者に見せられないような現実を作り出した大人や政治家たち。私にはぜったいに許せませんでした。

    終盤「歌われなかった海賊へ 歌わなかった住民より」の意味が分かった時、私がこれから成すべきことを、考えさせられることになりました。我々は子どもたちにどんな光を見せてあげて、美しい歌を聞かせてあげられるのでしょうか。

    ■ぜっさん推しポイント
    終盤の手紙… 魂と愛に満ち溢れ、短かった彼の人生すべてが詰まっています。最後の一文を見て、本当にぼろぼろと泣いてしまいました。

    彼よりずっと長く生きているし、さらに時代も背景も違ってますが、そこに吐き出されていた文章は、私が数十年と培ってきた人生観とほぼ同じです。シンプルで研ぎ澄まされ、太陽のように熱い思いと願いがあり、そして何よりも優しい。

    自分に負けてしまうこともいっぱいあるけど、彼に負けないように胸を張って生きていきたい。素晴らしい作品をありがとうございました。

  • 前作「同士少女よ敵を撃て」以来の逢坂冬馬さんの作品。前作が本屋大賞受賞作という事もあり非常に良い作品だった為今回も期待させられる。

    今回の舞台は1944年のドイツの田舎町。1945年夏にドイツが降伏する、終戦間際の背景。

    戦争が絡む作品を読むと毎回感じるのだが、戦中を生きている人達は「生と死」の価値観が今を生きる自分達と全く違う物に感じる。
    その意味や価値、目的等が明確であり深い。
    時間に対しても深さが伴い、今現在、明日以降の未来に対する考え方も全く違う。
    上手く言葉にできないのだが、今現在を生きる自分達よりはるかに質の高い「生と死」への思慮を感じてしまう。

    物語は戦争物なのだが、それ以上に青春物語。純粋に素晴らしく面白かった。

    この作品を読むに当たって逢坂さんの執筆の目的のインタビュー記事をまず読んだ。
    『「悪」から目を反らし「無知という名の安全圏」に留まろうとする大人達の姿を描き、知りながら消極的ながら残虐行為に加担していく姿、そこに本当の恐ろしさがある』
    というのを読んだ。

    確かにそうで大人になるにつれ、経験や思考から先の事に予想がつく事が多くなり、真実や真相、意思意図等よりも違うものを優先する事が多い。
    物語でも描かれていた少年団はやはり純粋、しかし反逆勢力とみなされる。ここは難しい所だなと感じさせられた。
    自分一人じゃないからだ、関わる家族や仲間、知人迄にも相応の処罰が下る未来が見えてしまう。
    違うものを優先してしまう可能性があると感じた。

    昨晩読み終えたのに、その後考えさせられてまだ余韻の中。頭の中の整理が上手くつかない作品になっている。

  • 逢坂冬馬さんの第2長篇小説。
    本屋大賞を受賞した『同志少女よ、敵を撃て』に続く作品で、ナチスの支配するドイツで生きる少年少女たちの物語。

    はい、今作もメインは第二次世界大戦下。
    ナチス・ドイツ時代に実在したエーデルヴァイス海賊団がど真ん中に。

    主人公はヴェルナー少年、エーデルヴァイス海賊団を名乗るエルフリーデとレオンハルト。
    少年少女たちはナチス政権下で自分たちが信じるもののために生きる姿が描かれています。

    平時ではない時代、ナチスの歪んだ思想を強要されていたドイツ、多感な時期に生きた少年少女。

    自分たちが暮らす町に敷かれたレール、その先に何があるのかを探す旅に出た彼等が目にしたのは周りに地雷が敷設され、銃を持った見張りがいる収容所。

    そこで目にした真実に彼等は彼等の正義の中で行動を起こす!

    前作「同志少女よ、敵を撃て」では、セラフィマを中心に戦時下での精神状態や感情といった内面の移り変わりを見事に描ききっていた印象が凄く強く残っています。
    その部分との比較で☆4つ。
    ですが、「同志少女よ...」が楽しめた方にはオススメ作だと思いますよ。


    <あらすじ>
    1944年、ヒトラーによるナチ体制下のドイツ。密告により父を処刑され、居場所をなくしていた少年ヴェルナーは、エーデルヴァイス海賊団を名乗るエルフリーデとレオンハルトに出会う。彼らは、愛国心を煽り自由を奪う体制に反抗し、ヒトラー・ユーゲントにたびたび戦いを挑んでいた少年少女だった。ヴェルナーらはやがて、市内に敷設されたレールに不審を抱き、線路を辿る。その果てで「究極の悪」を目撃した彼らのとった行動とは。差別や分断が渦巻く世界での生き方を問う、歴史青春小説。

    本の概要

    1944年、ナチ体制下のドイツ。父を処刑されて居場所をなくした少年ヴェルナーは、体制に抵抗しヒトラー・ユーゲントに戦いを挑むエーデルヴァイス海賊団の少年少女に出会う。やがて市内に敷設された線路の先で「究極の悪」を目撃した、彼らのとった行動とは?──本屋大賞受賞第一作。

    • ヒボさん
      そうなんですねーΣ(゚д゚;)
      そうなると私ももうちょっと気合い入れて海外作家作品も読まないとダメですね^^;
      あっ、ケッチャム大先生の作品...
      そうなんですねーΣ(゚д゚;)
      そうなると私ももうちょっと気合い入れて海外作家作品も読まないとダメですね^^;
      あっ、ケッチャム大先生の作品は【取り扱い注意】が必要ですよ。
      精神状態がやられますから(苦笑)
      2023/10/22
    • かなさん
      ヒボさん、は~い、ぜひぜひ
      これからもたくさんレビュー投稿してしてくださいネ!
      J・ケッチャム大先生の作品のレビューも
      楽しみに…ちょ...
      ヒボさん、は~い、ぜひぜひ
      これからもたくさんレビュー投稿してしてくださいネ!
      J・ケッチャム大先生の作品のレビューも
      楽しみに…ちょっと、ドキドキしながら
      ヒボさんのタイミングで投稿してくださ~い(^O^)/
      2023/10/22
    • ヒボさん
      読み終えた本を返却しにこれから地区センターへ行ってきます。
      今日はどんな本と出会えるかなぁ«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク
      読み終えた本を返却しにこれから地区センターへ行ってきます。
      今日はどんな本と出会えるかなぁ«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク
      2023/10/22
  •  本書は、統制や禁圧を嫌い、ヒトラー・ユーゲント(ナチ少年団)に敵対した少年少女グループ「エーデルヴァイス海賊団」の物語です。

     この若者たちは、ナチス政権下で実在し、同一名ながら政治的な背景や組織ももたず、単に自分らしく自由に生きたいという想いで、反戦ビラを撒くなど、各地でバラバラに活動していたようです。
     町に鉄道が敷設され、終着駅のはずがレールが延伸されたその果てに、主人公グループは「究極の悪」の施設を見つけます。ここから海賊団の行動が、明確な目的を持ち本格化していきます。
     この行動の先に何が待ち受けているのか、これが本作の主軸であり、構成も巧みと感じました。

     本書の優れた点として、一つ目が、戦争を背景に、普通の市民である若者たちの姿が熱く、生き生きと臨場感にあふれる描写が見事なこと。
     二つ目が、海賊団と対比させて、虐殺や戦争犯罪を見て見ぬ振りをし、結果的に加担している一般市民の欺瞞も炙り出していること。
     三つ目に、上記二つを併せて描くことで、現代社会に生きる読み手の私たちに、問題提起していること。以上を強く感じました。

     多様化や共生社会が進む現代でも、紛争や政治・企業の不正などの巨悪はすぐ身近にあり、私たちは無関心・無責任に利害関係や保身を考えて、見過ごしていないか、という問題・当事者意識です。
     多数派への安易な同調で得ている安心を振り返り、真に正しいことを見極める目と勇気を持つ必要があると痛感させられます。
     さらに言えば、〝自分らしく生きる〟意味を問われている気がしました。

     本書は、戦争という歴史に埋もれた、当事者である若者たちを甦らせ、誇りを失わず生きる姿に光を当てた、素晴らしい作品でした。

  • 阿呆のフランツになろう

    世界の分断と哀しみの連鎖を終わらせるために
    私たち全員が阿呆のフランツになろう

    自分に都合の悪い真実と向き合ったとき
    見なかったことにして気付かないふりをしたり
    自分も騙された被害者であったと声高に叫んだり
    真実そのものを都合よく作り替えたり

    そしてそれは人の持つどうしようもい弱さだと
    生き残るために避けられないことだと正当化するのをやめて

    阿呆のフランツになろう

    英雄にはなれないかもしれない

    だからこそ

    阿呆のフランツになって『殴り方を教えよう』

    阿呆のフランツになって『海賊の歌を唄おう』

    • ひまわりめろんさん
      ルイジアナ州ニューオリンズのシーザーズ・スーパードームを本拠地にするNFLのチーム
      スーパーボールチャンピオンは過去1回
      ファイトソングは『...
      ルイジアナ州ニューオリンズのシーザーズ・スーパードームを本拠地にするNFLのチーム
      スーパーボールチャンピオンは過去1回
      ファイトソングは『聖者の行進』

      ってそれはニューオリンズ・セインツ!
      2023/11/06
    • 1Q84O1さん
      ドイツ・ラインラント=プファルツ州、コファス・アレーナに本拠地を置くサッカークラブ
      かつて元日本代表岡崎慎司も所属していた

      ってそれはマイ...
      ドイツ・ラインラント=プファルツ州、コファス・アレーナに本拠地を置くサッカークラブ
      かつて元日本代表岡崎慎司も所属していた

      ってそれはマインツ!
      2023/11/06
    • ひまわりめろんさん
      (・д・)チッ
      サッカー小僧め
      (・д・)チッ
      サッカー小僧め
      2023/11/06
  •  前作「同志少女よ敵を撃て」に衝撃を受けまして、こちらの作品が図書館に入るのを楽しみにしてました!(って、買わないです…!!)。

     ストーリーは1944年のナチス独裁体制下のドイツが舞台です。主人公は父を処刑された追い詰められたヴェルナー…、そんなヴェルナーが今の体制に不満を抱くエーデルヴァイス海賊団を名乗るエルフリーデとレオンハルトと出会います。彼らと行動を共にする中で収容所の現実を目の当たりにし、芽生えた怒り、大切にしたい思い、これからの自身のあり方…それぞれが考え、そして団結して行動を起こすことに…。

     考えさせられる、深い作品でした!当時の彼らの熱い思いが伝わってきます。今の時代では考えられないようなことが、過去にはあった…。悲しむべき、憎むべき過去…戦争体験を語り継げる体験者はみな高齢で少なくなっています。どうやって、後世に彼らの思いを引き継ぐか…私たちにはあまり時間が残されていないことを改めて感じました。

    • かなさん
      1Q84O1さん、おはようございます。
      毎日のように、図書館のサイトを見て新着を確認しているので
      この作品も早めに読めましたよ♪
      この...
      1Q84O1さん、おはようございます。
      毎日のように、図書館のサイトを見て新着を確認しているので
      この作品も早めに読めましたよ♪
      この作品で感じたのは、語り継ぐことの大切さ…
      戦争体験者の高齢化も進んでおり、
      もう猶予はないんだと…そんな風に思いました。
      2023/12/01
    • 1Q84O1さん
      かなさん
      毎日、図書館のサイトを見て新着を確認!同じです…w
      予約上限いっぱいまでしているので読みたいのがでてきたらキャンセルして新たに予約...
      かなさん
      毎日、図書館のサイトを見て新着を確認!同じです…w
      予約上限いっぱいまでしているので読みたいのがでてきたらキャンセルして新たに予約の繰り返しですw
      2023/12/01
    • かなさん
      1Q84O1さん、今日もお疲れ様でした!
      図書館のサイトチェックしてて、読みたい新作が上がっていると
      激しく嬉しいですよね♪
      おかげで...
      1Q84O1さん、今日もお疲れ様でした!
      図書館のサイトチェックしてて、読みたい新作が上がっていると
      激しく嬉しいですよね♪
      おかげで、自宅に積んである本が読めないのが
      ちょっとした、悩みです(^-^;
      2023/12/01
  • 戦慄なデビューを果たした逢坂冬馬さんの2作目ということで、本作を手に取りました。「同士少女」のインパクトが強かったこともあって、自分の中では本作の衝撃は少し薄かったのかなと。それでも、本作も前作同様、歴史をしっかり研究し作りあげた精巧な作品であったと思います。

    本作は、ナチ体制下のドイツにおいて、ナチ体制に疑問を抱く少年少女が、徒党を組み反抗勢力となって、政治体制に抗う物語。本作では、少し重いテーマに、青春小説のエッセンスを加えることで、少し読みやすくなっている印象を受けました。

    絶対的な正義を押し付けられた環境というのはやはり過酷ですね。誰しもが酷いことを強制させられ、それを咎めることも出来ない環境の過酷さがひしひしと伝わってくる中、少年少女が信念を持って自分の正義を貫く姿は読んでて気持ちよかったです。

    物語の展開とテーマの都合上、結末はやはりこうなるしかないのだなって思うこともあって、登場人物たちに感情移入してた私は少しやるせなさを感じました。

  • エーデルワイス海賊団。海賊と言いながら船には乗らない
    曰く、ナチス配下時の不良のお話とのこと

    実在とのとこで、それぐらい歴史戦争に無知で平和ボケな私が読了 フィクションかノンフィクションかも判別つかない

    歴史は勝者が書き換えるよろしく、この隠蔽された海賊団の活動を描き 若者目線から大人の愚かさが浮かび上がる
    生きるため 生きるとはを考えさせられる

    極論、戦争 人殺しは良くない ダメ絶対!

    琴線メモ
    ■一九四五年に終わった戦争について郷土史を書け、と十代に課すのも酷な話ですね。もう潮時かもしれません」

    ■歌われなかった海賊へ 歌わなかった住民より

    ■思えば皆そうだった 騙される行為を続けていた

    ■完璧に他人を理解する人間はいない。自分を完璧に理解する他人が一人でもいるか、と置き換えてみれば容易に理解できるこの事実を、人はなぜかしばしば忘れてしまう。

    ■人は、自分が受け取った他人の、断片化された一面をかき集め、空白を想像で埋め、矛盾のなさそうな「その人らしきもの」の像を組み立てる。そして自らの作り上げた虚像を眺めることで、他人を理解したつもりになる。

  • 1944年、ヒトラーによるナチ体制下のドイツで、エーデルヴァイス海賊団を名乗る少年少女たちが、見たものは…。
    彼らのとった行動力に言葉も出ない。
    声をあげるだけではなく、やることの勇気に震えた。

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著者プロフィール

逢坂冬馬(あいさか・とうま)
1985年生まれ。35歳。埼玉県在住。『同志少女よ、敵を撃て』にて第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞。

逢坂冬馬の作品

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