グーグル時代の情報整理術 (ハヤカワ新書juice 9)

  • 早川書房
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感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784153200098

感想・レビュー・書評

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  • 図書館。

    Gmailなどクラウドの活用法が分り易く載っていた。

    ・Gmailをあらゆる情報の保存場所にする。

    ・紙からデジタルに記録媒体を移していく。
     (メモなど紙のメリットはいかしつつ)


    ノートに手書きをすることは重要なことだが、
    それの保管はデジタルでもいいのではないか、
    と思わされた。

    まだまだ自分はアナログ人間だなぁ。。。

  • GmailやGoogle toolなど、ほかでも読んだ気がする。特にiPhoneを使い出した頃に、やたら利用したツールが多い。

  • やりたいこと、やらなきゃいけないこと、それらをひとつずつやり遂げていくためのいろんな方法を教えてくれる。自分にあうものを選んで取り入れよう。

  • ダグラス・C・メリル&ジェイムズ・A・マーティン著「グーグル時代の情報整理術」ハヤカワ新書(2009)

    元グーグルのCIOが書いた本。情報はクラウドに預け、整理するのではなくて、検索する術を見につけること、と記している。

    * 重要なプロジェクトや仕事の目標や制約を把握したら、取り掛かる前に少し時間を置き頭を空っぽにしよう。その後、本当にその仕事をやる必要があるのか、誰かに任せたほうがいいのか、誰かの助けを借りるべきかを判断しよう。
    * 『論文で何を明らかにしようとしているのかが、はっきりしていない場合、まず論文の目標を明確にして、その目標だけを念頭において論文をかくべき』
    * 現代人に必要なのは、個人差、制約、弱みを考慮にいれ、テクノロジーを出来るだけ活用した、全く新しいアプローチである。新時代の整理術はいわば『整理しない』自由を与えてくれる。
    * 仕事とプライベートを融合させるには、両者に対する発想を変える必要がある。まず、仕事とプライベートは別個のものではない

  • まとめ


    1 脳の負担がなるべく少なくなるように生活を組立よう。
    2 なるべく早く、頭の中から情報を追い出そう。
    3 ながら作業は、一般的に効率を低下させる。
    4 物語を使って覚えよう。
    5 いつも想しているからといって、そうしないといけないわけではない。
    6 知識は力ならず、知識の共有こそ力なり。
    7 思い込みの制約ではなく、現実的な制約をくぐり抜ける術を身につけよう。
    8 自分を決めつけるのではなく、自分自信にこころから正直になろう
    9 制約を無視スべきケースを知ろう。
    10 エンジンをかける前に、どこへ動やって向かうのか明確にしよう。

    11 目標の達成方法に幅を持たせよう。
    12 情報は整理せず検索しよう。
    13 本当に必要な物事だけ記録しよう。
    14 大きな塊を 小さな塊に分けよう。
    15 週一回、重要な情報を見直す時間を設けよう。
    16 完璧な整理術などない。
    17 デジタル化するときはキーワードを追加しよう。
    18 文脈の変化を見越してメモする。
    19 文脈の似た仕事をまとめてする。
    20 仕事とプライベートを融合させる。

  • 術にまでの道が長い感じ。題名にやられた感じがする。

  • ①脳に負担がなるべく少なくなるように生活を組み立てよう
    ②なるべく早く、頭の中から情報を追い出そう
    ③ながら作業は一般的に効率を低下させる

    カクテルパーティ効果
    脳はあなたが思うよりはるかに多くの情報を認識している。しかし、脳が何かに気づくからといって、それを意識しているとは限らない

    符号化(コーディング)
    短期記憶から長期記憶へ

    人間の脳は、初めて記憶したときとは別の形式や文脈で情報を取り出すのが不得意
    ex. 彼女の電話番号の5番目の数字は?

    情報に物語を結びつける
    脳は事実を簡単に吸収はできない

    選択肢による混乱
    うわあこのレストランのメニューはたくさんありすぎて選べないからいつも食べているものにしよう現象
    あまりに多くの選択肢を前にすると、最も馴染みのあるものを選ぶ傾向にある

    意思決定のキーポイントは、目的と優先事項を把握すること

    恐怖こそ、何よりも無視すべき制約

    目標の達成方法に幅を持たせよう
    目標を達成できないと、イライラやストレスがたまるから

    脳を疲れさせないため
    文脈の似た仕事をまとめて行う

    衝突する前にすべてのコブを予見することなど、誰にもできない。木を動かすことも、斜面の傾斜を変えることもできない。私たちにできるのは、前に進むことだけだ。ワクワクしながら、無事に"生きて"ふもとまで辿り着けると信じて

    整理術の原則20
    ①脳の負担がなるべく少なくなるように、生活を組み立てよう
    ②なるべく早く、頭の中から情報を追い出そう
    ③"ながら作業"は一般的に効率を低下させる
    ④物語を使って覚えよう
    ⑤いつもそうしているからといって、そうしなければならないわけではない
    ⑥知識は力ならず。知識の共有こそ力なり
    ⑦思い込みの制約ではなく、現実的な制約をくぐり抜ける術を身につけよう
    ⑧自分を決めつけるのではなく、自分自身に心から正直になろう
    ⑨制約を無視すべきケースを知ろう
    ⑩エンジンをかける前に、どこへ向かっているのか、どうやって向かうのかを明確にしよう
    ⑪目標の達成に幅を持たせよう
    ⑫情報を整理するのではなく、検索しよう
    ⑬本当に記憶に必要な物事だけを記憶しよう
    ⑭大きなかたまりを、小さなかたまりに分けよう
    ⑮週一回、重要な情報を見直す時間を設けよう
    ⑯完璧な整理術などない
    ⑰あとで検索しやすいように、デジタル情報には関連キーワードを追加しよう
    ⑱文脈の変化を見越して、メモを取っておこう
    ⑲文脈の似た仕事をまとめて行おう
    ⑳仕事とプライベートのバランスを取るのではなく、融合させよう

  • ま、とりあえずグーグルの提供しているツールとか、最近話題のクラウドとか使ってみて、自分なりにアレンジして情報を整理しろってこと。
    そのためのディレクションをしめしてくれる。

  • 単なる情報整理術紹介にとどまらず、それを支える考え方・生き方論にまで話が及んでいるのが特徴。また、特定の整理術にとらわれることはない、万人に合った方法などない、といったことも、何度も強調されている。

    Googleサービスに好意的すぎて眉に唾を付けたくなるきらいがあるが、時にユーモアを交えた文はとても面白く、楽しんで読めた。

  • Google好きの私としては面白く読めました。

    2章までまともに読んで、
    7章まで流し読みしてたんですが
    その7章に
    ”各「本章のポイント」で情報のえり分けをすでにこちらでやってますよ”と書いてあるので
    お言葉に甘えて、それ以降はポイントしか読まなかった。
    「えり分けは取りこぼしがある」と筆者自身も指摘しているけれど、
    筆者のサマリー以上に良いサマリーはない。
    小説じゃないんだから。
    ただ、箱で囲まれたTIPS的な部分は面白いので読みました。

    Googleは日本ではまだ市民権を得ていないし
    アマゾン・キンドルも日本語対応してないし
    まだまだ日本という「制約」は大きいです。

    本書はそんなに強烈なインパクトのある発見を与えてくれるわけではありませんが
    ちょこちょこっと使えることが載っているなー、という印象。

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