わが手に雨を

  • 文藝春秋
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163233604

作品紹介・あらすじ

雨の夜。故郷ポートランドに帰りついたミム・ブラッカを待っていたのは何者かの襲撃だった。監禁され、数時間後に解放されたミム。敵の狙いは何か?バンドから一時帰宅を言い渡され、失意の底にあったミムは、敵が卑劣な罠を仕掛けていたことを知る。ネットに流された盗撮写真-それは地に落ちたミムの名誉に、さらなる汚泥を塗りたくるものだった。かつて母を轢き殺した父の帰還。愛してやまぬ養父母への思い。過去の苦い記億。アルコールに溺れる自分…。すべてを失ったミムは決意する-苦痛に満ちた過去と向き合い、見えざる敵に立ち向かおうと。もう自分には嘘はつくまいと。傷つき、孤独に震える女の苦闘。引き裂かれた親子の再生。タフでリリカルな筆致で描かれる、現代ハードボイルドの俊英の最新長篇。清新な感動をもたらすハードボイルド・サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • まーグレッグ・ルッカらしい作品やった。

  • 哀しさをたたえ一人称の語り口やクライマックスに向かう疾走感はアティカス・コディアックのボディーガードシリーズと共通のもの。

  • ロックスターのミムは酒におぼれてバンドからメンバー変更を言い渡され、失意のうちに自宅に帰った夜、何者かに拉致され数時間後に開放される。
    <br>ネットに出回る彼女の裸体の写真、兄の惨殺、再び襲撃。孤独な戦いが始まる。

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著者プロフィール

●グレッグ・ルッカ[作]……2000年頃からワンダーウーマンやバットマン関連誌のライターとして活躍。『バットウーマン:エレジー』や『ワンダーウーマン:ヒケテイア』(共に小社刊)などを担当した経歴を持つ。

「2022年 『ゴッサム・セントラル:狂気と哄笑と』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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