PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163298108

感想・レビュー・書評

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  • もしかしてこれでシリーズ最終回??

    それはちょっとさみしい。

    また最初から読みたくなる。
    何度も読みたくなるし、マコトのキャラがすごく好き。

  • 【図書館】
    あいかわらず面白い。
    今回で終わりのような気がちょっとする。


    作品の紹介
    マコト、恋に落ちる。ちぎれたネックレスの美女が池袋に現れた。かつてレイプ被害にあいながら力強く再生しようとする彼女の強靭な魂に魅かれていくマコトとタカシ。

  • 表題の話は面白かった。暴行事件って、刑務所に入っても反省皆無らしい。こわいよ~。

  • 単行本で10冊目。初作品発表から14年(たぶん)。実際なら32歳になるはずのマコトやタカシも作中ではまだやっと20代半ばにさしかかった設定(そういえば、いつの頃からかマコトの年齢設定の記述が少なくなっていった。その中での再設定)現在の自分、将来への不安をかかえながらも目の前にやってくる問題を解決していく。原点回帰的な意味があるのかも。「PRIDE」の終わり方もシリーズ完結ではないが、しばらく充電期間を置きそうな終わり方である。

  • IWGPはやっぱりいいです。

  • もう10作目のI.W.G.P.
    毎回楽しみですが、正直、雑になってきているような気がしました。
    4編収録ですが3編まで読んで、もうやめようかなと思いました。それでも頑張って4編目を読むはじめ、おぉ!これだっ‼って。
    次も読んじゃうんだろうな。

  •  なんか、以前のモノより内容が軽くなった気がする。

    マコトの色恋沙汰は微笑ましく読めたけど、キングの恋愛は、キングは普通の人だったんだ・・と少しがっかりもした。

  • 2011年12月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。展示期間終了後の配架場所は、開架図書(2階) 請求記号:913.6//I72

  • 衣良は全部読んでいるが、
    最近の衣良は、ちょっともう合わない。
    でも、IWGPはやっぱり別格。
    読んだのは1年前なのにふと思い出した。

    昔、究極の問いというのを考えたことがある。
    どう答えればいいのかもっとも真剣に答えを悩む問いのこと。
    設定したのは、
    愛する人を汚され貶められ殺された時、人はどうするか?
    報復しこの世に正義はあることを示すのか、世をはかなみ死んだように生きて行くのか、罪を憎んで人を憎まずそれでも許そうともがくのか?

    そしてマコトも類似の問いを突きつけられる。
    いや問いではない、その答えを見せつけられる。
    地獄に墜落した天使から。

  • サルが出てこなくてちょっと残念でした。

    今、話題になっている自転車のマナーの話、ホームレスの話があって考えさせられました。

    夢を追いかける人って輝いているな、と思いました。
    その夢を利用して一儲けしようとするずるがしこい人もいて、そうやって世界は成り立っていて、そのせいで夢をあきらめる人がいるのかな。

    夢を追いかけて生きる人間になりたい。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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