定本気分は歌謡曲

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163546605

作品紹介・あらすじ

80年代以降のサブカルチャー批評の源流となった『気分は歌謡曲』を再編集、78年から84年の「ポパイ」連載コラム全151本を加えた電撃的決定版。ジュリー、郷ひろみ、ピンク・レディー、YMO、たのきん、聖子…、歌謡曲が歌謡曲だった最後の時代のクロニクル。写真142点。川勝正幸ほかが90年代の視点で読み解く音声多重注釈座談会つき。

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

  • 「マブ論」は勿論のこと、歌謡曲をロック的な価値観を内包した視点から俯瞰して語るという試みの元祖的存在。


    "ぶっちゃけ手抜きもある"という近田の発言もあるが、確かに論旨やその展開は「考えるヒット」の方が段違いだ。

    「考えるヒット」の新刊、出ないかなぁ。

  • 2018/9/28購入

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著者プロフィール

1951年2月25日生まれ。東京都世田谷区出身。ミュージシャン、作曲家、音楽プロデューサー、音楽評論家、タレント。
幼稚舎からの慶應義塾を大学で中退。1975年、近田春夫&ハルヲフォンとしてデビュー。1979年、ソロ・アルバム『天然の美』を発売。1981年、近田春夫&ビブラトーンズを結成。1985年、President BPM名義でヒップホップ・レーベルを立ち上げる。1987年、ビブラストーンを結成。1997年よりAFROMIX、NO CHILL OUTなどの名義でゴア・トランス・テクノ作品をリリース。2001年よりRICE名義、ユニットThe Lunatic Thunderなどでサイケデリック・トランス作品をリリース。2018年、38年ぶりとなるソロ・アルバム『超冗談だから』、OMBとのユニットLUNASUNのアルバム『Organ Heaven』を発売。2019年、ベストアルバム『近田春夫ベスト~世界で一番いけない男』をリリース。現在は、元ハルヲフォンのメンバー3人による新バンド「活躍中」でも活動中。
著書に『考えるヒット』『考えるヒット2』『考えるヒット3』『その意味は 考えるヒット4』『大きくふたつに分けるとすれば 考えるヒット5』『いいのかこれで 考えるヒット6』『定本 気分は歌謡曲』(文藝春秋)、『考えるヒット テーマはジャニーズ』(スモール出版)などがある。

「2019年 『VIBE RHYME(ヴァイブ・ライム)[復刻版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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