- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163551203
感想・レビュー・書評
-
この本は、かなり前に1度読んでいる。
14、5年前だろうか。
この著者の京都本が、京都に詳しくなったきっかけ。
以前読んだ時よりもはるかに現在の方が、京都に慣れ親しんでいるので、話の中で出てくる体験、場所、食べ物がわかる。
だから、すごく共感できる部分が多い。
まあ、まだまだ、自分はハレの京都しか見ていないと思ったけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なぜか振り仮名と本文と色が違う2色印刷。
京都人はよそ者に冷たい、表裏がある--京都を語る本の田舎の人にはわからへんやろけどな、と言わんばかりの書き方に「排他的なら受けて立とう」と京都に飛び込んだアソウさん。旦那の院生生活限りと思っていたら……。一か月かかる祇園祭、大文字の送り火、桜や紅葉の名所に、骨董、京野菜まで身の丈とっぷり京都にハマる!?
追記
確かこの本だったと思うけど、京都で携帯ショップに行ってエリアの説明をされたときに関東を「地方」と言われ(お前の所の方が地方じゃ~!)と切れていたのを、「は?何言ってるのこの人。地方=田舎とか思ってるの?え、関東人はどんだけ都会意識の塊なの」と思った覚えがある。
なんかそういうことだけ覚えている。
装幀 / 三好 貴子
口絵写真撮影 / 馬場 徹 -
ちょうど何度目かの京都訪問を終えて読んだので、とくに京都のいけすかない部分に共感した。あれほど山が川が景観が美しいものを持っている町なのに、ひどい言い方をすると、どうしてあんなに繁華街は汚く貧乏くさいんだろう、と。そのコントラストが私にはあまりにグロテスクなので、京都の人からすれば、それが京都や勝手に美化すんなってことかもしれんけど、もうちょっと、あの通りの車の多さと歩道の狭さはどうにかならんものかと、引っ越しを何度か経験した私は思う。
-
東京から京都に移り住んだ元作詞家・麻生圭子さんのエッセイで、実におもしろく京都の歴史と見どころスポットを知ることが出来る。
単行本を買って、手元に置いておきたい一冊。