- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163573908
作品紹介・あらすじ
一日も逢わずにいられない-それがはじまりだった。作家・吉行淳之介をずっと傍らでみつめてきた。彼が出かけるとき、その背中に「もう帰ってこないかもしれない」と思ったこともあった。そして「まりちゃん」と言い残して逝ってしまうまで-恋は37年間つづいた。
感想・レビュー・書評
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ねむの木学園の宮城まり子が障害のパートナーだった吉行淳之介とのことを書いた本。一途で無償の愛。
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── 宮城 まり子《淳之介さんのこと (200104‥ 文藝春秋》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4163573909
♀宮城 まり子 女優 19270321 東京 /ねむの木学園長/吉行 淳之介の愛人
/異=1928-19290403(潮)/籍=本目 眞理子 ~《ガード下の靴みがき》
吉行 淳之介 作家 19240401 岡山 東京 19940726 70 /
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19070710 あぐり ~ 吉行家の季節 ~
(20190610)
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宮城まり子と吉行淳之助(芥川賞作家)の恋愛物語
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091204(c 091214)
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意地の悪い見方をしようと思えばいくらでもできるが、小説と思ってみれば面白い、かも。
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吉行淳之介さんが亡くなってから、一緒に暮らしていた宮城まり子さんが淳之介氏のことを思い出話のように、綴られた本。ある意味、宮城まり子さんの淳之介氏にたいするラブレターともいえる。女優でもあり歌手でもあり、そして、ねむの木学園の設立者としても有名なあの宮城まり子さんが本当に少女のように、淳之介氏をいかに好きで大切に思ってこられたかが痛いほどわか。最後の方は、淳之介氏が癌で入院されてからのこと。読んでて、辛い。想いが伝わってきて、涙が出てしまいました。
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妻子ある吉行氏と一緒に暮らした宮城まり子さん。吉行氏の死までの暮らしぶりが綴られる。恋する少女みたいな独特の文体が優しい。「淳ちゃん」「まりちゃん」と呼び合う2人。互いを思いやるあたたかい気持ちでいっぱい。
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宮城まり子さんと作家吉行淳之介さんとの日々のこと。
あまりに素敵過ぎて心が震える。
宮城まり子さんの独特の文章も素敵。