雅子妃の明日

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 28
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163680804

作品紹介・あらすじ

雅子さま——その悲痛なる決意とは。雅子妃はなぜ倒れられたのか、どのような環境だったのか。そして、現在のご体調は——。3年間にわたる取材が結実した稀有の皇室ノンフィクション!

感想・レビュー・書評

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  • 当時の皇太子殿下は結婚を申し込んだときに雅子さんに約束した「あなたを全力で守る」ということばを自身がどんな批判を浴びようと守り抜いた。今の上皇様や美智子様は皇太子の会見でのことばを戒めながらも良い方向に向かうようにそっと手を差し伸べてくださった。
    皇室という伝統を守ることの大変さ、そこに民間人として突然入っていくことの難しさがよくわかる。お二人の皇室としても人間的にも素晴らしい方達であることに日本人としての誇りを感じる。

  • 288.4

  • 皇室批判をしたいわけじゃないけれども、雅子妃がおかれた状況をより深く理解することができた。同じ女性として、世継ぎの問題は非常にデリケートな問題であり、マスコミがあれだけ騒いだりするのはさぞかし深く傷ついただろうと思う。読んでいる限り、もともとの精神的な健康度は強かった人が、適応障害という診断がつくほど心が弱った原因に、宮内庁をはじめ、周囲の人は全力で雅子妃の療養に尽力すべきだろう。

  • 雅子妃殿下の記録。皇室ノンフィクションを読んでいないので比較ができないが、雅子妃の幼少期からを追ったものとして意味のある作品だと思う。

    また、私は雅子妃の元気だった時代を余り知らないので、雅子妃の魅力を再認識するきっかけになった。雅子妃殿下は、妃としての自覚が足りないという宮内庁関係者や保守的な論者。それは考え方としては責められない。でも皇太子妃は一人きりだ。サポートできない人がいない状況こそ責められるべきではないかと思う。

    そして皇室のあり方について、国民も考える必要性があると思う。

  • 雅子妃が如何に優秀で、努力家で、いい意味で完璧主義か、またパッシングされている行動の真意について説明されている本。
    ただ友納氏がどういう関係にあたる人物なのか知らないので、根拠は今ひとつ不明。
    早く回復されることを願う。

  • 雅子さまがとてもかわいそうになった。
    閉ざされた世界の中、理解のない人々にかこまれて生活すれば、そりゃあ、病気にもなるよなぁ・・・

  • 読んだ日 2006.10 (借:熊本市東部図書館)

  • 雅子妃の病状回復に配慮を、
    と訴えるこの本は文芸春秋社刊。でも週刊文春は密着取材。いったい何考えてるんだか。

  • なぜ皇居で乗馬?オランダ?結婚の儀で一人だけスーツ?わがまま病じゃんって文句いってる人に読んでほしいです。この本の情報だけを盲目的に信じることはできないだろうけれど(私も)、心の病は簡単には治らないことを少しでも考えてほしい。

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