BUZZ革命

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163729909

作品紹介・あらすじ

メディア(新聞・テレビ)のCM枠を利用してモノを売る時代は終わった。ツイッターやSNSを巧みに駆使し、ウェブ空間にBUZZを駆け抜けさせる…この戦略の有無こそ、勝者と敗者を分ける時代になったのである。

感想・レビュー・書評

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  • BUZZ、いわゆる、口コミをどう捉えて、活用できるのかを事例をもとに展開しています。ツイッター部長の部分は、楽しめました。時代が変わり、今まで通用していた広告手法も媒体メディアも変わらないと生き残れないのは、よくわかりました。

  • 口コミを発生させるには?

    →働く側として超えられなさそうな壁こそワクワクするというマインドが大事
    消費が瞬間的、直感的に変化したことで、本質的な商品の強さが必要
    また、瞬間的にすごいと感じてもらえるようなファストやクリエイティブが重要

  • 口コミマーケティングについての本
    と思ったけれども、twitterの現状(2010年の)と、それを取り巻くweb環境(SNSとかユニクロの広告戦略とか)のお話。

    BUZZマーケティングについては、エマニュエル ローゼン の「the anatomy of Buzz」の方が詳しく書いてあるからそちらを読んだほうがおすすめです。

    ただし、twitterをはじめとした現在のウェブから、スマホまでとりまく変容する日本のBUZZ市場のスタート時期を切り取ったジャーナリズムの本として読むとなかなか楽しめます。

    ただし、BUZZの部分であれば、1章と終わりの章だけを読めばいいような気もしますが。
    日本でのtwitter受け入れのアーリーアダプターからアーリーマジョリティーへの変化期だからこその、部分的なストーリーはぶるっと震えるものもあります。

    ただ、あくまでスタート期だからこそで、今今の状況としては、BUZZマーケティングから、炎上マーケティング、ステルスマーケティングまで広がってきている状況で、本来の取るべき道って何なのか?というのを考察した本というのを読んでみたいなぁと思ってしまいます。

  • IT情報革命により、従来のメディアの広告費が減っている。ツイッターでのつぶやきによる宣伝効果の例としてソフトバンクの孫氏やカトキチの部長をあげ、上手く宣伝して伸びている会社としてグリー、コロプラ、ユニクをあげている。

  • ちょっと今更だが図書館で借りた。

    コロプラ、グリー、企業ツイッターアカウントの話を交えてクチコミ力について書かれている。特に参考になるところは無かったが、新しいサービス、インフラが生まれてくる時代には柔軟に取り組まなければならないということ。あるときダメな企画も、今ならいけるときはあるかも。そんな勘みたいなところが、ある程度なければダメダメだ、と感じた。

  • 日経BPの連載をまとめた本。面白いけど内容は薄い。グリーの話しなんてタイトルとは何の関係も無い、企業立志伝だし。

  • 口コミの力はマーケティングを変えるという内容。
    ツイッターブームに始まる口コミ力はすごい。

    ただし、風評被害がガセネタもすごいスピードで広がる。
    そこに恐ろしさを感じる。

    「コロプラ」という、現実世界とバーチャル世界をつなげるサービスなどが面白いと感じた。

  • greeがどうやって再起したか、という部分は興味深かった。
    必要な人材は、必要になったときに、外部からとってきている。

  • 口コミで売れる=ツイッター
    →双方向性のビジネスの可能性
    BUZZ=口コミの塊

  • 広告の効果とtwitterについて考えてみたい人にはお薦めです。具体的な事例が出ているので、わかりやすい。

    UCCコーヒーの炎上事件は、リアルタイムで見ていたので、共感できる内容であった。

    マスマーケティングでの行動力や効果が薄れてきたと感じているなら是非、一読を。

    数年前始めた移動型ゲーム。参加した頃は、どんな展開になるのかなぁと思い、毎日、使っているが、面白い取り組みしている、コロプラ。

    口コミとか人からの紹介って、昔からあることだけれど、それを現状のネット、ツール、仕組みをどのように効果的に使えるか、使うか、やるかってことだと改めて認識。

    エピローグに、グルーポンの名前があったのも興味深い、日本ではどのようになっていくのか。日本でのSNSの変化も。

    変化を拒むか、楽しんで取り入れるか。僕は後者を選ぶ。

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