普通のダンナがなぜ見つからない?

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 382
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163740607

作品紹介・あらすじ

普通の男は、0.8%しかいない?女は磨けば磨くほど、男を遠ざける?結婚ビジネス最前線の元戦略コンサルタントが数字と現実を見据えて教える、目からウロコの婚活術。

感想・レビュー・書評

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  • 元金融、外資コンサル業界の著者が、結婚紹介サービスビジネスに身をおいてえたデータで語る婚活の事実。
    もっぱら女向けの本。
    主なメッセージは、早く結婚したほうが有利、女磨きをしすぎるな、ベタなテクは効く、価値観が近いというのは高望み、「面白さ」「経済力」と「誠実さ」『一途さ」の両方は求められない、など。

  • いわゆる「普通」にたどり着くまでの確率の低さ!

  • タイトルは週刊誌などに有りそうなありきたりなものだが、中身はなかなか面白い。

    普通の人を見つけることの困難さー経済性・社交性・誠実さなど全ての要素を加えた確率が0.14%である点。
    男性から見た女性の本音を統計を交え、うまく書かれている。

    今後も経済格差が続く限り、生涯未婚率や少子化に歯止めはかからないと思う。
    そういった点も含め、女性にどう乗り切るべきかアドバイス・テクニックも書かれている?(実践するには、四の五の言ってられない感もあるのか…)。

    結婚するとお得になる制度についても納得感がある。
    手当などだけではなく、保育園・幼稚園、小児を含めた病院施設など環境面での整備を進める必要性も感じた。

  • この本、勧められて読んだ本ですが、期待してた以上に面白かったです。
    「現状認識篇」と「実践篇」の2部構成ですが、最初の「現状認識篇」が面白い。
    「普通の人が良い」の「普通の人」は0.8%しかいない、とか、合コンに行けば行くほど結婚確率が落ちる、とか女性の希望年収と独身男性の年収を比べて、年収600万円以上の男性を希望する場合、競争率は10倍以上になる、と言ったことをデータを見て現状認識しており、この本、婚活を長いこと続けてる人にぜひ読んで欲しいと思いました。
    既婚の私でも笑いながら読める本なので、息抜きにぜひ読んでみて下さい。
    少子化対策は待機児童を減らすだけでは解決にならない、と言った一つ一つに納得できます。

  • 市場価値を知れ、という本

  • 婚活の基本的な考え方を説明する本
    色んな本の平均を取った感じ。オリジナルなものはあまり見られないので参考文献を読んでると新たなものはない。1冊目ならまあ良さそう。

  • まじおもろいかった〜〜〜普通に超最高の彼氏に優しくしたくなった 好きな人と付き合える奇跡ヤバイよね

  • 普通のダンナがみつからない

    <”結婚”を阻むファクター(個人)>
    ・「普通の〜」とはいうが、普通の人間を50%と仮定し、かりに普通のルックス、普通の身長、普通の年収・・・と掛け合わせていくと、50%×50%×50%×・・・と限りなく相手は少なくなっていく。
     謙虚なつもりでいっているこの言葉が、隠れた前提に気づかせない、思考停止ワードとなっている。

    ・合コンは時間の無駄
     デキる男性にとって、女性に選定されるだけで、費用も時間も食われる合コンはお金と時間の無駄。
     それよりはビジネスランチをして、年収をアップしたほうが結果的にモテる。

    ・不倫は大敵
     不倫は結婚の何よりの敵。
     貴重な時間が失われていくとともに、男性を見る目が肥えてしまい、他の独身男性への興味が薄れる。

    <”結婚”を阻むファクター(社会)>
     お見合いはかつての1/10に。よっぽどのノックアウトファクターがなければ成婚に至ったかつての結婚のインフラが激減したことを示している。これは合コンや紹介でも埋められない。
     
     少子化を測る度合いとして合計特殊出生率があげられる。
     近年、夫婦間で作る子供の数が減少しているわけではない。
     だが、結婚するカップルの数自体が減少しているせいで、出生率は落ちている。

     40代の男女は、男性は若い女性(20代)を求め、女性はより高収入でいけてるシニアを求めるが、そういう男性はすでに既婚。
     なので、40代同士のミスマッチは大きい。

    <それでも結婚に至るためには?>
     男性が結婚を意識するタイミングは、
    ・自分の病気
    ・親の病気

     女性からのプロポーズは72%がOK。
     女性から「私が幸せにしてあげる」というのは最強のプロポーズ。
     責任感が強く、迷っている男性の後押しとなる。

     必死で探して、ちょっと気が抜けた半年〜1年後ぐらい軒が抜けたときに見つかることも多い。
     ずっと自然体、ではなくそれなりにやることをやる必要はある。

     市場価値が低いと思われがちなバツイチの女性は成婚する率が高い。
     これは相手に「惚れ力」が強いためと思われる。
     成功するためには、柔軟性があり「ガンコじゃない」ことが大切。

    感想
     あくまでも「成婚」が目的であり、そこに至るためのあれこれがかかれている。
     若干、数字の使い方が強引強引な気がするものの、
     男性と女性の求めるものの違い、お見合いというインフラの激減、結婚はが「嗜好化」する中での心構えが興味深かった。

  • ハッとさせられること多々。
    とても参考になりました!

  • 2017/12/28

    「普通な人がいい」って、理想高いよね。そう思う。

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