- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163768403
作品紹介・あらすじ
残業は原則禁止。家族が一緒に暮らせるよう転勤を配慮してくれる。出産してもキャリアアップできる。女性パワーによるヒット商品がある。イクメンにやさしいーーなど。女性が「働きやすく」「活躍しやすい」ーーそんな「ホワイト企業」の存在を知ってもらおうと、経済産業省が「ダイバーシティ経営企業100選」というプロジェクトのもと、優良企業を選定する試みを始めています。本書では、有名な大企業から知る人ぞ知る穴場の中小企業まで、「ホワイト企業」に選ばれた25社を徹底紹介。担当した経済産業省の女性室長(自身も四女の母であるワーキングマザー)が、「今まで誰も教えてくれなかった、正しい会社の選び方」を伝授します。今後、日本の経済、社会はどう変化するか。そのなかで、女性が活躍できる業界、職種はどこか、大学ではどの学部を選ぶべきか、「ホワイト企業」へ就職する方法、会社のなかでどのような働き方をするべきか、についても書かれています。さらには「ホワイトな働き方」を実践している女性社員8人が登場し、結婚、出産、家事、育児との両立方法を、24時間スケジュールとともに明かします。 女子就活生、働く女性が「賢い選択」をして、すこしでも楽に人生を歩んでいけるよう、本書がその助けとなれば幸いです。
感想・レビュー・書評
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去年読んでおけばよかった。女の子の就活生には参考になる一面もあるのでは!
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2013.12.23 東洋経済で見つける。
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本書は、就活を控えている女子学生をメインのターゲットとしている書籍ですが、一番読んでほしいのは、大手企業をはじめとした企業トップと仕事第一主義の男性陣です。
なぜなら、これから経済を盛り上げるためには、間違いなく女性の力が不可欠だからです。その人たちを大事にできない人や企業は、淘汰される可能性が高い。
話は変わりますが、熟年離婚の主な原因をご存知でしょうか。代表的なものは、夫に感謝の言葉がない。家事をやらない。心無い言葉。
だったりします。
つまり、奥様への配慮が足りないばかりに、我慢の限界が訪れて、ある日突然通告される、そんな流れです。今の若い世代では、そういう大黒柱的な男性は減っているのかもしれませんが、油断することはできません。
その昔、女性に働くチャンスが少なかった時代は、女性は我慢するしかありませんでしたが、これからの時代は、男性に依存しなくとも食っていくためのキャリアを、形成しやすくなります。
そうなれば、家庭を顧みない男性など、なんの価値もない無用の長物に成り下がっていきます。
本書には、子育てとの両立に力を入れる企業が多数出てきますが、きめ細かく対応できる企業は、全体のほんのひとにぎりなんだと思います。
なぜここに登場する企業が、女性が働きやすい環境づくりをすることができたか。
その一つが、企業のクライアントが女性であることが挙げられます。
たとえば、化粧品大手の資生堂。9割は女性がお客様だそうです。そうなれば、同じ女性のほうが、課題や要望を汲み取るのは有利なはず。
そのほかにも、女性の決定権者が多いことを活用して、業績を上げる企業の事例がたくさん出てきます。
本書に登場するのは、気後れするくらい優秀な女性たちなので、私なんかと思う人もいるかもしれませんが、間違いなく勇気付けられる本だと思います。
最後に。
首都圏で600万円以上収入のある男性は、わずか3.5%だそうです。つかまえるのは、なかなか大変です。宝くじみたいですよね。
では、どうすれば手元に引き寄せられるのか。
本人の志向が大事ですが、理工系に進むという選択肢は思いのほかアツいのです。
薬剤師もいいですが、その他の理系も含めて進むことは非常に有利にことを運べる可能性があります。 -
2017/10
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就活を控えた今の自分にとって有意義なことが書かれており、参考になった。
50代からやりたいことが一つ既に決まっている。また、若いうちに結婚をして子供を育てたいが仕事もあきらめずに続けたい。
このような考え方を尊重してくれる企業を見つけるために、どんな観点から企業を見つめるべきか、どのような質問をすればよいかということがわからなかったが、この本を読んでそれが具体化できた気がする。
あとは一気に読んだ内容を整理して自分の考えに取り込むために言語化、発言する作業。悔いのない就活をする。 -
今後は女性も働き続ける時代。
終身雇用の時代は終わったと言いながら、
大企業での長期的なキャリアアップを推奨している。 -
【産めて、両立できて、活躍できる会社はここ!】経産省「ダイバーシティ経営企業100選」から優良25社を紹介。「ホワイトな働き方」の女子社員も登場。女性官僚が見極め方を伝授
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で?って聞きたくなってしまうような内容。
期待して買ったのがあほくさくなりましてね。