思いを伝えるということ

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 321
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163816807

作品紹介・あらすじ

せっかく生まれた思いだから誰かに感じてもらったほうがいい。詩と短編で綴る、エリーの心の底にあるもの。

感想・レビュー・書評

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  • 思いを伝えるということについて、
    詩と不思議な短編で構成されている。
    詩には、
    作者が伝えたいというまっすぐな思いが芯に
    なっていて、ぐっとくる力強さとやさしさで
    読みながら心打たれた。
    短編も不思議世界のような思いながら
    読み進めると、こころの大切な部分が
    ふんわりと呈示されるような仕掛けがあって、
    読後、まろやかな気持ちになる。

    不思議に魅了された一冊。

  • 「思いを伝えるということ」展を観に行き、大変感動して思わず会場で購入しました。
    本を読んでいると展示内容も思い出せて嬉しいです。
    また、展示にはなかったそれぞれの文章に合わせたショートストーリーも載っていて、これもまたとても良かった。
    エリーさんの素直な素敵な言葉のひとつひとつが身にしみます。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      東京では、また連チャンで開催ですね。
      「愛の部屋」企画vol.3“A HOUSE OF LOVE BY ELLIE OMIYA”
      1月18日...
      東京では、また連チャンで開催ですね。
      「愛の部屋」企画vol.3“A HOUSE OF LOVE BY ELLIE OMIYA”
      1月18日(金)〜2月24日(日)EYE OF GYRE 表参道GYRE 3F
      「思いを伝えるということ」
      1月 25 日(金)〜2月18日(月)パルコミュージアム 10時〜21時(最終日は 18時、入場は閉場の 30 分前まで)一般 500 円・学生 400 円・小学生以下無料
      2013/01/18
  • 「思いを伝えるということ」展、9月7日から24日まで札幌にて開催決定
    http://ellie-office.com/index.html

    文藝春秋のPR
    「せっかく生まれた思いだから
    それは確認してもらったほうがいい
    誰かに 感じてもらったほうがいい
    誰かと 共有したほうがいい
    誰かにその思いの存在を
    認めてもらった方がいい

    「誰かに伝えるために思いはある」エリーが初めて詩と短編で伝える今思っていること。
    言いたくても言えない、思いばかりで胸がパンクしそうな人へ。
    ハッと気づかされます。そして明日、自分が変われそうな勇気が漲ります。そんな宝箱のような一冊です。 」

  • めちゃくちゃよかったー!

    「思いを伝えるということ」の大切さ、恥ずかしさ、実は簡単なことだけど出来ないこと、でもしないといけないこと…

    そう、焚き火が灰になってしまうまで最後まで見つめるように自分の「思い」に向き合わなければならない。

    そのことが出来た人には幸せな人生が待っている。

    そんなことを優しく教えてくれる作品。

  • もう、何度目かな。
    すーっと読める。誰かと会話しているような心地よさで。

    シャッターとたき火、周りを傷つけているあなたへ、が胸に刺さった。
    もう何も隠したくない、心に正直でありたい。

    自分を愛したい。
    心を整理するため、病院へ向かう電車車内にて。

  • 2017年4月9日に紹介されました!

  • ゆっくり読んだ。
    言葉が、しみ込んできた気がした。
    とても良かった。
    大宮エリーさん、やさしい人なんだな。

  • 「生きるコント」のようなエッセイかと思っていたからマジメで驚きました。
    エリーさんってこんなこと考えながら生きてるんだなぁと。
    思いを伝えるということは、大人になればなるほど面倒で恥ずかしいけれど、やってみようと思います。

  • 思いを伝えるということ

    おすすめしている人がいたので気になって

    伝えることが苦手だし、飲み込んでしまうこともあるから、
    すごく響い一冊

    「周りを傷つけているあなたへ」がものすごく響いた
    救われた気がした

  • 思っていたのとちょっと違った。エッセイかと思っていたけど、短編集だった。
    ちょっと退屈なくらい、優しい文章。

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著者プロフィール

画家、美術家、作家。広告代理店勤務を経て、ラジオのパーソナリティ、映画監督、舞台の作演出など多方面で活躍。2012年に福武總一郎氏のモンブラン国際文化賞のお祝いとして制作したライブペインティング作品「お祝いの調べ:直島」をきっかけに絵画制作をはじめる。現在は個展や芸術祭で作品を出展し、高い評価を得ている。近著に絵本『虹のくじら』(美術出版社)など著書も多数。

「2019年 『ハートのレオナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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