中学受験 大逆転の志望校選び 学校選びと過去問対策の必勝法55

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163908380

作品紹介・あらすじ

中学受験で最も重要なのは、その子に合った志望校選びと、その学校の入試問題に応じた志望校対策です。 塾では偏差値での志望校選びが主流ですがそればかりにとらわれるのはナンセンス。本書では、首都圏や関西の主な学校を、管理型-自主性、革新・体験-保守・知識 の2つの軸落としこんだ、史上初の「校風マトリクス」を作成し、偏差値ばかりでなく校風も合わせて志望校を選ぶことを可能にしました。 また、志望校対策に役立つ3種の過去問分析マトリクスを作成。算数の問題傾向が分かる「算数マトリクス」、国語の記述量が分かる「国語マトリクス」、要求されるスピードが分かる「処理力マトリクス」から成り、志望校の問題傾向が、子どもの得意なタイプの問題なのかそうでないのかが一目瞭然で分かり、志望校対策の方向性が見えてきます。 もちろん、ご家庭でできる過去問対策のやり方も、手取り足取り、詳しく解説!【目次】史上初⁉ 校風で志望校を選べる校風マトリクス【男子校・女子校・共学校・大学附属校】問題傾向の違いがひと目でわかる3種の過去問マトリクス【算数・国語・処理力】はじめにStep1 志望校選び篇第一章 学力と校風で考える絞り込みメソッド01 皆が陥る「志望校選びの罠」02 どのあたりの学校を狙えるか03 現実的な志望校は6年生9月までに04「校風マトリクス」とは05 校風マトリクスで見る実例~男子校06 校風マトリクスで見る実例~女子校07 校風マトリクスで見る実例~共学校08 校風マトリクスで見る実例~大学附属校09 逆転合格の鍵を握る「過去問との相性」10 偏差値の変遷と学校の盛衰11 データに表れない部分もあるColumn1 私立・国立・公立中高一貫・地元の公立第二章 学校の真の姿を見極める情報戦略12 部活と宿題の現実13 表に出てこない「切り捨て」と「不登校」14 学園祭で先生の服装チェック⁉15 学校説明会で得られるお宝情報16 英語教育の本気度を見抜く17 女子の理系進学と理科教育18 塾に行かずに大学受験ができるかどうか19 早・慶・上・理の大学合格者数に騙されない20 入口偏差値と出口偏差値21 上位層ではなくボリューム層を見る22 学校の姿勢はこんなところにも23 学費・寄付金にも格差がColumn2 男子校・女子校・共学校・男女別学Step2 志望校対策篇第三章 最大効果を上げる「赤本」の使いこなし方24 「赤本」は目的によって使い分ける25 「赤本」をケチると後悔する26 点数を引き出す「赤本」の使い方27 入試問題の実物は必須28 早すぎる過去問着手は要注意!29 過去問1回分は直前まで取っておく30 第二・第三志望の取り組み方Column3 大規模校・小規模校第四章 大逆転に直結する過去問の取り組み法31 「算数マトリクス」で過去問分析~典型題か思考題か32 「国語マトリクス」で過去問分析~記述の量33 「処理力マトリクス」で過去問分析~解くスピード34 解答用紙は学校からのメッセージ35 手ごわい解答用紙の攻略法36 マトリクスと解答用紙で子どもとの相性を測る37 解く時に必ず行う三つの手順38 合格最低点との点差を埋める見直し法Column4 宗教校第五章 最短合格のためのプロの手法39 志望校別対策講座が有効な子、有効でない子40 志望校レベルに合わない模試は意味がない41 模試によってタイプが異なる42 3ヶ月前の合格判定は40%くらいがちょうどいい43 模試の判定と過去問の出来、どちらが重要?44 “仕上がりつつある”とはどういう状態か45 “頑張ったら届く”の見極め方46 “頑張っても届かない”の見極め方47 中堅校・標準校は、最後の詰め込みで突破できる48 志望校対策を家庭教師にお願いするならColumn5 大学附属校第六章 本番で我が子が力を発揮する受験スケジュール49 入学金期日は超重要50 “前受け校”は進学対象かどうかで選び方が変わる51 入試日程の組み方52 午後受験は詰め込みすぎない53 面接は合否につながるのか54 子どもへの合否の伝え方は慎重に55 「1校合格」と「全滅」は天と地の差おわりに 大逆転の本当の意味とは付録書き込み式!志望校検討シート&学校説明会・学園祭チェックリスト

感想・レビュー・書評

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  • これから、中学校の文化祭や説明会に足を運んで、志望校の候補を見つけていこうかというところで、どういう観点で説明会を聞いたらいいか?、在籍生徒にどういう質問を投げかけたらいいか等、とても参考になることが多かった。
    直前期と受験本番の過ごし方の話は、塾にいっていない我が家は、未知の世界でもあり、親の私が今から不安でいっぱいなので、どういう行動をすればいいか、とても具体的に書いてあり、少し安心した。
    本番はまだまだ先だが、折に触れて読み、活用していきたい。

  • 受験に近づいたらまた読みたい。

  • 子供の学校選びで悩んでおり、本書で紹介しているマトリクスはすごく参考になる。

  • [江東区図書館]

    やはり?江戸川区、墨田区では蔵書がなく、江東区にて予約し、やっと読めた本。この本でもっともよかったのは、校風マトリクス、そして過去問マトリクス。もちろんこの情報がこの本自体のウリともなっているわけだけれど、やっと子供の限界というか実力が見えてきた現在、改めて親の夢や偏差値主体の学校選びを諦めて他の基準を探していたところだったので、正に渡りに船といった感じ!

    また、以前は多少敬遠していた男子校もなりふり構わず考えて来たし、全く考えていなかった大学附属校も考えていたので、その枠でもマトリクスを別取りしてくれていたのが良かった。

    また、過去問の解き方(解き始める時期、解く年度、回数など)や、直前期に志望校をどうするか(本当に合格圏内かどうか)などの見極め方などもあったので、この通りできなくても意識して立ち会いたいと思った。

    読んだ直後の高揚感からは、一冊購入して入手しても、、、、とも思ったけれど、初版が2018年で比較的新しいとはいえ、来年の春、また新版が出版されるかもしれない???し、今回はこの本の情報を参考にしつつ、あと半年?このような観点も意識しながら情報集めをしていってみようかな。

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著者プロフィール

株式会社アートオブエデュケーション代表取締役、算数教育家、中学受験専門カウンセラー。神戸大学を卒業後、関西、関東の中学受験専門大手進学塾にて算数講師を担当。生徒アンケートでは100%の支持率を誇る。プロ家庭教師歴約20年。きめ細かい算数指導とメンタルフォローをモットーに、毎年多数の合格者を輩出。中学受験、算数、メンタルサポートなどに関するセミナーを開催、算数力をつける独自のメソッドは多数の親子から支持を得ている。「きょうこ先生」として多数のメディアでさまざまな悩みに答えている。著書に『最強の中学受験 「普通の子」が合格する絶対ルール』など多数。

「2021年 『中学受験にチャレンジするきみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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