- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163909479
作品紹介・あらすじ
NHK連続テレビ小説『あまちゃん』から映画『TOO YOUNG TOO DIE!若くして死ぬ』、TVドラマ『ゆとりですがなにか』『カルテット』『監獄のお姫さま』、舞台『ラストフラワーズ』『七年ぶりの恋人』『サンバイザー兄弟』、そして19年のNHK大河ドラマ『いだてん』まで……ん、いまなんつった!?思わず耳を疑う【名&迷セリフ】88!1年365日セリフと格闘する宮藤官九郎の、最新5年間の作品に関わる88個の名セリフ&迷セリフがエッセイに!!「2分少々停車いたします」「おっぱい元気?」「七人制ソース味だ」「キュウリ半分」「潮騒いっとく?」「地獄へようこそ」「自分、ゆとりなんで」「ホントに毎日やるんだね!」「今回は死ぬ?」「心が角刈りになっちゃうよ」「じゃあ書いちゃって下さい」など
感想・レビュー・書評
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「あまちゃん」から最新作の「いだてん」までの作品(脚本を書いているものから脚本監督として携わっているもの出演だけされているものとあり)の間の宮藤官九郎の日常でちょっと気になった言葉を通したエッセイ集。
週刊誌で連載(5年分)されていたものだけあって臨場感というか日記感があり、その作品の裏側がちょっと楽しめる(脚本家としているか演者側としているかによって描写が違うのだけど)。個人的には三宅弘城さんのとんだ空耳とほんのちょっとだけどかんぱちゃんの存在感に大満足。
宮藤官九郎の作品は全て観ている訳ではないけどいだてんは今のところ面白く観てるので今後も読めたらいいな。
一箇所、なんでもないシーンで自分的にこれは何気にすごいことが書かれてるんじゃないかという所があったけれど…考えすぎでしょうか?
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「週刊文春」連載の5年分をまとめたエッセイ第三弾。今回は「あまちゃん」以降の仕事が作品ごとに章立てされており、その作品の半分以上を見ていたので、迷わず購入。クドカンさんの仕事は脚本もラジオも面白いけど、活字も負けず劣らず面白いなと今回改めて実感した。ページ数の決まった週刊連載で、きっちりオチをつけて必ず笑わせてくれる。笑いながらも、時々ドラマや映画のあり方について考えさせられる部分もあり。
“いつから人は「伏線」が「回収」されることに快感を覚えることになったのでしょう。“
この一文にギクリとする。最近、ドラマや映画を観た後にTwitterをチェックし、作品内の伏線探しに夢中になっている自分…。悪いクセだわと思う。
ドラマ・映画のクドカン作品は結構見ているけど、お芝居は未体験。本書を読んで、是非そのバカバカしさを生で体験してみたいなと思った。 -
好きなドラマや映画の裏話が知れてめちゃくちゃ楽しかった。くどかんおもしろいなぁ。あとこれ読むとめちゃくちゃ皆川猿時さんのこと好きになっちゃうよ。
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【 #本 】
ん!?/宮藤 官九郎
テレビと舞台、脚本、俳優、映画監督、ミュージシャンとそれぞれの現場で発せられた台詞を元に、その制作の舞台裏を綴ったエッセイ。「あまちゃん」以降「いだてん」開始間際までの各作品の制作の苦悩や秘話が面白い。 -
文春コラム第3弾は
出演や執筆、監督等の作品別に編集。
あまちゃんからいだてんまで。
読んでいるとどの作品もまた見直したくなる。
[図書館・初読・2月11日読了] -
もう続きは出ないのかなーと勝手に諦めていたエッセイ集、気がついたらいつの間にか出てた!!声出して笑ってスッキリ。