誰が、夢を見るのか

著者 :
  • 文藝春秋
3.44
  • (1)
  • (3)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163911649

作品紹介・あらすじ

いきものがかりのリーダー、水野良樹による初のスポーツ・エッセイ。代表曲「ありがとう」は、2011年春のセンバツ高校野球の開会式の行進曲となり、「風が吹いている」は、2012年ロンドンオリンピック・パラリンピックのNHK放送テーマソングに起用された。スポーツと縁の深い、いきものがかり。そして水野自身も、少年時代は野球に夢中になった。スポーツシーンを見て思う、自分が野球をやめたときのこと、音楽の創作に関わること、息子の将来などについてを4年にわたり綴ってきた。全35本のエッセイと、2本のアスリートとの特別企画が収録されている。ひとつは、プロボクサー村田諒太との対談。アマチュアからプロになった経緯があるふたりが、「プロになったと思った瞬間」についてを語る。ふたつめは、いきものがかりのボーカル、吉岡聖恵と、高橋尚子との鼎談。「マラソンの取り組みと、音楽を作って人に届けること」の共通点を見つける。合計70Pに及ぶこのふたつの企画からも、いきものがかりのストーリーと、楽曲製作の秘話が披露されている。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いきものがかりの水野さんが、Numberで連載していたコラム集。野球が好きすぎて例え話が多かった(笑)が、楽しく読めました。「名曲は作り手が作るのではなく、聴き手によって作られる」はいい言葉だと思った。あらゆる創作は、自分本意ではいけないということか。

  • 1999年に結成された音楽グループ
    いきものがかり
    のリーダー。

    水野良樹(いきものがかり)書き下ろし、
    上白石萌音歌唱の
    「夜明けをくちずさめたら」。
    2020年4月NHK『みんなのうた』の曲。
    新型コロナ禍に見舞われた世界の中、
    今だからこそ余計に染みる歌
    と大反響を得る。

    こちら
    その時の
    水野良樹と上白石萌音の対談です。
    https://note.hiroba.tokyo/n/n732b29a1b033

  • 【ミュージシャンが自分の人生から拾った物語】いきものがかりの水野良樹は、少年時代も音楽の道でもスポーツに背中を押されてきた。エッセイで伝える、時々の心の揺れ動き。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1982年生まれ。神奈川県出身。2006年いきものがのメンバーとしてメジャーデビュー。代表曲に「ありがとう」「YELL」「じょいふる」「風が吹いている」など。国内外と問わず多数のアーティストに楽曲提供。2019年に実験的プロジェクト「HIROBA」を始動。

「2021年 『OTOGIBANASHI』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水野良樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×