- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163912103
作品紹介・あらすじ
私の背中をそっとおしてくれたような気がしました。心満たされる学び舎のような本です。――仲間由紀恵あたたかい眼差しと鋭い直感で、本質を見逃さない。一家に一冊、心に深呼吸するつもりで読んでほしい。――中川李枝子33年にわたって難病や発達障害を抱えた子どもたちに多数向き合ってきた現役小児科医が贈る、感動の育児法!「育てにくい子だな」と感じたときに、あたたかな光が射す一冊です。・子どもを尊重する「オーストラリア式」声かけ・「〇〇しちゃダメ」をやめてみる・「叱る」のではなく「教える」子育て法とは・食べ物の好き嫌いは急いで直さなくても大丈夫・どうやったら本好きの子に育つか? ……etc.子どもを「一人の人格として尊重する」育児が、自己肯定感を育み、深い潜在能力を引き出します。明日からの子どもとの向き合い方が変わる育児書決定版。
感想・レビュー・書評
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暖かく子供を見守りたい
今しかできないインプットと思って様々な育児書を読んでみたけど人を育てるというのはマニュアル通りにはいかないということ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
●タイトルが某有名曲に似ているけど、中身は充実!
読む価値あり!
育児・出産の情報って多様な情報が溢れていて混乱しませんか?
そして、子供がの行動で気になることがあったとき「この方法をしていれば・・」と自分の無知を反省したりしませんか?
わたしは、経験があります。
この本は「こうすれば早く〇〇ができるようになる」「こうすれば高偏差値の優秀な子供になる」という本ではありません。
なぜなら、医師としていろいろな子供を見てきた経験を持つ著者は「どんな子どもでも親子で力を合わせて輝く人生を作っていける」という考え方を持っているからです。プロローグにも「他人より高い偏差値の大学に入るのは重要ではないと考えるようになった」とあります。
代わりに、本書では
「10歳を過ぎたら自立した子供になるためにはどういう考え方が必要か」ということに着目しています。
わたしが特に参考になったのは「食物アレルギー」についてのコラムです。2020年の本なので最新の知見で書かれていると思ってよいと思いますし、わたしが子供のアレルギーについて大きな病院で医師から説明されたことと同じで安心しました。
肌あれしていたり、アレルギーが有る子供がいると偏った知識を持った方に肌の炎症を抑えるのに「ステロイドはよくない」など言われたり、医師や相談する人によっていろいろな意見をもっているので情報過多で悩んでいる方にはおすすめです。
また、「今さら育児本を読んでも・・」という方にもおすすめしたいです。
わたしは出産してから育児本を読んでみようかなという心境になるまでに5年かかりました。
この本では「子育ての改善に手遅れはない」としています。
今まであまりよくない対応だったとしても、これから改善していけば子供の傷ついた脳も改善していくとのことです。急に180度変えるのはなかなか難しいと思います。わたしも読後に「さっそく間違えた・・」と思ったことがありました。でも、子供が自由に育つためのコツを知っているかどうかで親の行動が少し変わっていけるのではと思います。
また、発達障害についても現状や小児科医との関わり方が詳しく書かれているので気になる方は参考になるかもしれません。
最後に、本書は全体を通して「子供の持っているパワーを信じて待つ」ことの大切さを語っています。「短所は長所」この考え方は大人にも自己肯定感をつけるのに必要な考え方ではないでしょうか?
子育ては親育てという言葉が聞かれますが、それは親自身がなかなか思い通りにいかない子育てを通して新しい発想で子供と育っていくチャンスがあるという意味なのかなと考えるきっかけになりました。 -
【“しつけ”をやめてみませんか?】子どもを尊重する「オーストラリア式」声かけから、「叱る」のではなく「教える」子育て法まで。どんな子でも輝かせる感動の育児書。
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不要
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岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00609094
33年にわたって難病や発達障害を抱えた子どもたちに多数向き合ってきた現役小児科医が贈る、感動の育児法!
「育てにくい子だな」と感じたときに、あたたかな光が射す一冊です。
・子どもを尊重する「オーストラリア式」声かけ
・「〇〇しちゃダメ」をやめてみる
・「叱る」のではなく「教える」子育て法とは
・食べ物の好き嫌いは急いで直さなくても大丈夫
・どうやったら本好きの子に育つか? ……etc.
子どもを「一人の人格として尊重する」育児が、自己肯定感を育み、深い潜在能力を引き出します。
明日からの子どもとの向き合い方が変わる育児書決定版。(出版社HPより)